思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

【減塩チャレンジ】具材マシマシ豚汁

スーパーに買い出しに行った際、目についた”けんちん汁・豚汁の具材”のパックを見たら、気温が低くなったこともあるかもしれませんが、久しぶりに豚汁が食べたくなりました。

1. 材料と成分計算

材料と食塩量/脂質量

(横スクロール無しの材料表はこちらからどうぞー>  

      分量 脂質 食塩 エネルギー
<1>   干しシイタケ 16.00g
(中2個)
0.00g 0.00g 41kcal
<2>   200.00g 0.00g 0.00g 0kcal
<3> 鬼殺し 清酒 300.00g 0.00g 0.00g 276kcal
<4>   700.00g 0.00g 0.00g 0kcal
<5> 味の素 いりこだし 2.00g 0.01g 0.84g 44kcal
<6> 味の素 うま味調味料 1.00g 0.0g 0.30g 3kcal
<7> ヤマキ かつお 10.00g 0.55g 0.13g 34kcal
<8>   エノキ 50.00g 0.00g 0.25g 13kcal
<9>   大根 50.00g 0.05g 0.00g 8kcal
<10> セブンプレミアム けんちん汁・とん汁用水煮 1包 0.10g 0.00g 12kcal
<11> 国産 豚バラ肉、脂身付き 200.00g 70.80g 0.20g 732kcal
<12> マルサン 減塩こうじ味噌 60.00g 2.82g 5.94g 116kcal
合計 1800g 6人分 74.32g 7.66g 1279kcal
300g 1人分 12.39g 1.28g 213kcal

青数字:一般値[出典*1]

かなり薄味の調理です😅。物足りなさは”柚子七味”で調整しました😅。

ただ、一晩冷蔵庫で寝かした分は、味にまとまりが出て、物足りなさが和らぎました😀。

ちなみに、調理後の食塩量実測値は一人分1.05gでした(*2)。
まあ、脂分が含まれているのと(伝導率低下)、具材に染み込んだ塩分は含まれていないので、測定器の数値は低めに出るのかもしれませんが😅。。。

2. 調理

(1)下準備
器に<1>干しシイタケをいれ、<2>水で干しシイタケを戻す(半日~一晩)。

この時、小皿を上に載せておくとしっかりと干しシイタケが戻り、出汁がしっかりとれます。

(2)調理
ミニざるとクッキングペーパーで出汁を軽く濾しておく。また、シイタケの水分をしっかりと分離しておく。

鍋に、シイタケの出汁を移し、<3>~<6>を加えて、蓋をし、弱火にかける。

”<7>花かつお”は手で細かく砕いてから入れるのがポイントです(*3*4)。

ただし、<4>水の量は、シイタケの出汁の量と合わせて、900cc(g)になるように調節する。

シイタケの笠は細く切る。石附の部分は固いところは捨てて、みじんに切っておく。
細く切ったシイタケを、鍋に追加して、弱火にかける。
この後、最終段階まで、弱火のままで調理する。

鍋に火をかけている間に、<8><9>を準備する。

今回は、野菜室にあった、エノキと大根を使いましたが、野菜室にある、キノコ類・根菜類であれば、適当に組み合わせても問題ありません😅(*5)。

キノコ類を多くするとうまみが増し、根菜類を多くすると甘みが増します😀。

汁が気持ち泡立った時を見計らって、食べやすい大きさに切ったキノコ類・根菜類を、順次、鍋に入れます。
”<10>けんちん汁・とん汁用水煮”はざるで水を切り、水ですすいでおく。
鍋が完全に泡立ってきたら、”<10>けんちん汁・とん汁用水煮”を鍋に入れる。

”<10>けんちん汁・とん汁用水煮”を早めに入れると、水煮の野菜の食感がなくなります😅。

また、鍋は沸騰させないように気を付けます😅。

沸騰させると雑味が増します😅。

”<11> 豚バラ”を適当な大きさに切っておきます。
汁が泡立ってきたら、”<11> 豚バラ”を鍋に入れて、全体を丁寧に混ぜ合わせます。

この段階で火を”中火”に変更します。

汁が泡立ってきたら、火を落とし、”<12>減塩こうじ味噌”を丁寧に溶かし入れます。

”<12>減塩こうじ味噌”を丁寧に溶かし入れたら、再び、”中火”にかけます。

沸騰する直前で火を落とします。

6 人前に取り分けます。

残った分は、冷蔵庫で保管するか、冷凍庫でフリージングしてしまいます😀。

食する直前に、”柚子七味”をお好みの量をかけていただくと、物足りなさを和らぐことができます😀。

もしくは、出汁をに始めた時に適量の、”柚子七味”を加えておくのも手です😀。

 

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出典・引用・備考

*1:医歯薬出版編、”日本食品成分表2023【八訂】(文部科学省日本食品標準成分表(八訂)準拠”、医歯薬出版株式会社、2023年2月20日

*2:

0.4%(塩分濃度)×300g(一人分分量)1.05g(一人分):測定分量(98g)は、分母・分子に入るので、相殺されます。

測定はこちらを使いました。

*3:購入した花かつおは、開封して冷蔵庫で1~2か月ほど保管すると、水分が抜けて手で砕くのが容易になります。

*4:出汁だけ取って捨てるのも、栄養価的にはもったいない気がしているもので。。。

*5:野菜室の整理にもなりますし😅。。。