当初、"portsコレクション"でのビルドを試みましたが、再現性のないビルドエラーに悩まされたため、
方針を変更して、現時点では、samba4のインストールは”pkg”で行い、設定をすることにしました。注*1】
- 小生の健忘禄、兼作業記録になっていますことをお詫び申し上げます🙇♂️
”packageコレクション”と異なるオプション設定(*2)が必要になった時のために🤔、
"portsコレクション"からインストールする事を試みましたが、再現性のないビルドエラーに悩まされていました😢。
これ以上、"portsコレクション"でのビルドに時間をかけていては、先に進まないので、とりあえずパッケージからインストールすることにしました😅。
1, samba4のインストール
1)パッケージの確認
| root@mainsv:# pkg search samba | ; | 。 |

FreeBSD13.5用のsamba4で最も新しいものは「samba420-4.20.7_10」ですので、これをインストールすることにします。
2)インストール
| root@mainsv:# pkg install samba420 | ; | samba4.20.7をインストール。 |

2, samba4をスタンドアロンサーバーとして設定
とりあえず、スタンドアロンサーバーとして設定しておきます。
1)/etc/rc.confの設定変更
| root@mainsv:# vi /etc/rc.conf |
下記の黄色字部分を修正します。
2)/usr/local/etc/smb4.confの作成
| root@mainsv:# cd /usr/local/etc/ | ; | |
| root@mainsv:# vi smb4.conf | ; | 。 |
下記の内容で”smb4.conf”を作成します。
|
# Global parameters [homes] |
|
拙宅では、まだ”samba3.x”な”NTドメインコントローラが生きているので😅、SMBのバージョン設定に関する以下のパラメーターをあえて設定しています😅。
- ”client min protocol = NT1”
- ”server max protocol = SMB3”
- ”server min protocol = SMB2_02”
”samba3.x”や”WindowsXP以前のPC”がネットワーク上にいなければ、これらのパラメータをあえて設定する必要はありません😀。
| root@mainsv:# /usr/local/bin/testparm | ; | コンフィギュレーションの確認 |

| root@mainsv:# reboot | ; | 再起動 |
3)動作確認
サーバー上で動作状況を確認します。
| root@mainsv:# /usr/local/bin/smbclient -L mainsv | ; | ローカルサーバーへの接続確認。 |
| root@mainsv:# /usr/local/bin/smbclient -L ad-dc -U adoministorator | ; | ActiveDirectoryドメインコントローラへの接続確認。 |

エラーが出ていますが、SMB1なWorkgroup名の取得に関するものなので、問題ありません。