思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

【LAN】ワイヤリング改修(3):パッチパネルの追加

メタルオープンフレームラックと木製ラックを一体化しましたので、次の作業として、パッチパネルを取り付けたいと思います。【注*1

1. パッチパネルの追加

(1)側面:プリンタラック収容機器接続用

プリンタ/テストマシン他が設置しているメタルラックとの接続用ケーブル[*2]は、オープンラック側面で接続する事を計画していました。

メタルラックとの接続には計7本のツイストペアケーブルを敷設していますので、8ポート用パッチパネルを調達。

オープンラック側面のケージナット穴にケージナットを取り付けて固定します。
このパッチパネルのRJ45ジャックは、CAT6のRJ45メス・メスアダプタになっているので、インパクトツールが必要ないので便利です😀。

パッチケーブルはオス・オスの加工/再利用で済むので、工数も少なくて済みます。

(2)背面:その他接続用

背面には、”メインファイルサーバー”、”各部屋への分岐系”、”書斎内モニター側(KVMマスター他)”への接続用に1U/24ポートパッチパネルを利用する事にしました。

本来の使い方と違いますが、パッチパネルに付属していたケーブルホルダーバーの穴を使って、木製ラックにねじ止めします。
背面はかなり雑然としていますが、順次、一部をパッチパネル経由にするなどして、整理していこうと思います。

2. RJ45ジャックの互換性確認

今回採用したパッチパネルのRJ45ジャックは、UTP(アンシールドツイストペア)/CAT6のモジュラーなので、一応、10GbEに使うことも可能です(参考[*3])。

拙宅は安普請の建売住宅で、接地抵抗10Ω以下のアース線がすべての部屋にでているわけではないので、CAT7以上のSTP(シールドツイストペア)/ScTPを使っても無駄になる気がしています。

というか、シールドのノイズ対策効果が規格通りに得られないので、CAT6A以上の速度が得られるとは思えないですし😅(*4*5)。

RJ45ジャックの形状は他のサーバーラック用とほぼ同サイズなので、CAT6Aに交換したくなったら、ジャックの交換だけで済みそうです😀。

試しに、BlackBox製のパッチパネル用RJ45モジュラージャック(*6)をはめてみました😀。

うまい具合に、ほぼ固定できています。
試しにLANケーブルの抜き差しをしてみましたが、問題ありませんでした😀。

【次回に続く】

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出典・引用・備考

*1:この投稿の内容は、特定の機種並びに特定の環境での確認結果になります。
同等機種や異なる環境での動作他を保証するものではありませんので、ご留意いただけます様お願いいたします。

*2:

*3:清水 理史、"よく分かるLANケーブルの選び方。CAT.6でも10Gbps対応可能。CAT.8まで速度差を検証"、2021年6月1日、PC Watchhttps://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/1328323.html、最終閲覧日:2025年4月1日

*4:商用単相100/200V(コンセント)に接続した機器が接地側を判別してくれるのであれば、多少の接地効果が得られるのかもしれませんが。。。😅

集合住宅などで、三相6600V以上で引き込み・自家用変電設備を介して各戸に単相100/200Vを配電している場合、コンセントの接地(アース)側はしっかりしていそうな気はしますが😅。

*5:日本の単相100V用コンセントの形状って海外の一部と違い、見た目ではどちらが接地側かわからないですが。。。😅

*6:当初、各部屋の情報コンセント用に準備したのですが、
一般的なコンセント保持金具/保護プレートに合わせるのが面倒くさくなり、
結局、各部屋の情報コンセントはPanasonic”ぐっとすCAT5Eモジュラ埋込型”を使いました😅。