前回[*1]までに、ラック背面のケーブルの縺れが多少は解消できましたので、張替えたケーブルを整理するために、とりあえず1本、ケーブルサポートバーをラック背面に取り付けようと思います。【注*2】
1. 部材準備・加工
(1)利用部材
フレームラック用に用意していたケーブルサポートバー。
2個セット品を購入したものの、1個がパッチパネルと微妙に干渉して余剰となっていました😅。
残っている1個を活用して、ケーブルサポートバーを木製ラックの背面に取り付けてケーブルの整理を行う事にしました😀。
(2)取付台座の作成
19インチラック用なので、そのままでは木製ラックの棚板に安定して固定できません。
蒲鉾板を使って、取付台座を作成して、木製ラックに固定する事にしました。
まずは、蒲鉾板に墨だしをします。
ラック棚板取付用穴はΦ3.0mm。
ケーブルサポートバー取付用穴は、M6用鬼目ナットを埋め込むので、Φ9.0mmとします。

木工ドリルで穴を開けたら、ケーブルマウンタ取付用穴に、M6用鬼目ナットを打ち込みます。
金槌で鬼目ナット打ち込むのが定番ですが、板なので万力を使って鬼目ナットを押し込む方が楽です。

鬼目ナットを打ち込んだら、ミニテーブルソーで左右用に2枚に切り分けます。

2.ケーブルサポートバーの木製ラックへ取付け
(1)取付台座の固定
ラック背面には、昔、改造を行ったときに付けた側面補強板がありますので、この側面補強板に取付台座を取り付ける事にします。
高さ位置は真ん中の可動棚の位置にします。
現物合わせで😅、高さと横の位置を決めて木ネジで取付台座を取り付けます。

(2)取付台座へのケーブルサポートバー取付け
取付台座を固定したら、ケーブルサポートバーをラックマウント用のM6ネジで取付台座の鬼目ナットに固定します。

3.ケーブル整理
ケーブルサポートバーに”VirutalBox専用機”、”sambaサーバー”へのLANケーブル/KVMケーブルをマジックテープで固定します。

これまで、ぶら下げていたKVMのアダプタもケーブルサポートバーにマジックテープで止めて整理します。
ケーブルの束の垂直方向については、ケーブルサポートを別途、考えたいと思います😀。