パソコンラックの上に、スイッチを無造作に置いているので、配線替え等に際して何かと不便ですし、ケーブルが交差して、混乱します。
さらに、ラックを移動した後、解列したケーブルを元に戻すのに混乱することも度々あります。
そこで、オープンフレームラックをパソコンラック上に固定して、スイッチ収納とパッチケーブル他を整理する事にしました。【注*1】
今回も、”IT関連ネタ”というよりは、ほぼ”日曜大工”ネタです😅。
1. ラック調達
(1)フレームラック選定
現在、パソコン類は40年越え選手の”木製オーディオ”ラックを、適宜、プチ改造を加えながら、パソコンラックとして利用しています。
このオーディオラックの上に、19インチオープンフレームラックを設置しようと思いますが、
色々さがしてみたところ、重さや、大きさを踏まえて下記を使うことにしました(*2)。
商品写真で確認済みなのですが、このラック底面側には、片側2ヶ所、計4カ所の穴が開いています。
到着した商品を確認すると、この穴、付属するデスクトップに設置する際に用いるプラスチック製の足を取り付けるための穴でした。
この穴を活用して鬼目ナットとボルトで、木製パソコンに固定しようと思います(*3*4)。
(2)フレームラック組立
機器固定柱の間隔が上下で違いが出ないように、機器固定柱の最上部に、ケーブルサポートバーを仮に取り付けます。

2.パソコンラックにフレームラックを固定
木製パソコンラックの天板は、定番の角材とべニア板を組み合わせた物になっています。
何も考えすに鬼目ナット埋め込み位置に穴をあけると、角材に鬼目ナットが食い込まず、パソコンラックとフレームラック一体化させることが難しくなります。
そこで、作業前に、ある程度正確に天板内部の補強材位置確認と、埋め込み位置を決めていきます。
(2)取付位置墨だし


前後のオフセットはラック背面側に取り付け予定のパッチパネル分を確保しておきます。

フレームラック前後位置については、多少、後方に重心位置が来るように墨だしをしておきます(*5)。
現物合わせで、墨だし位置とオープンフレームラックの穴があっているか確認します(*6)。


オープンフレームラックと木製ラックを一体化させるために使った鬼目ナットはこちらです(*9)。
鬼目ナットを天板と面一になる様に金槌で打ち込みます(*10)。
(3)設置

予想はしていたのですが、全体の高さがそれなりに高くなり(*11)、
まだ何もマウントしていないのに、結構な圧迫感があります😅。
出典・引用・備考
*1:この投稿の内容は、特定の機種並びに特定の環境での確認結果になります。
同等機種や異なる環境での動作他を保証するものではありませんので、ご留意いただけます様お願いいたします。
*2:箱形のものもありましたが、重さも考えて、このタイプにしました。
ただ、固定用の柱が後方に傾斜しているので、ラックマウントタイプでない機器の収容にはひと工夫必要です😅。
*3:固定しないと、作業中に誤って、頭の上に落としそうで怖いです😅。
*4:ただ、重心が高くなるので、ちょっと大きめの地震が来たら、確実にパソコンラック毎、倒れる自信があります😅。
*5:重心が前面側に寄っていると、揺れた際、前方に倒れる可能性が高いなと思い、背面側に寄せてみました😀。
*6:今回のオープンフレームラックの足は、背面側が若干、狭くなっていました😀。
安定性という点では合理的な設計だと思います。
危うく、変な位置に穴あけしそうになりました😅。
*7:木材に穴あけ位置をマーキングする際には、キリが使い勝手が良いと思いっています。
*8:フレームラックを仮置きして確認していたところ、メラルラックとの結線側(ラック左側)に余裕がなく、ケーブルが折れ曲がりそうだったので、右側に1cm程寄せました😅。
重心位置がずれるので、スイッチの置き方で工夫しようと思います😀。
*9:木製家具を重ねて設置する際に、耐震補強パーツとしても有用で、小生、結構多用しています。
ただし、完ぺきではないので、極端に大きな揺れでは、焼け石に水だと思いますが。。。
*10:今回は、金槌で打ち込むものを使いましたが、六角レンチで埋め込むタイプもあります。
ただし、六角レンチで埋め込むタイプは、六角レンチを固定するために、表面から5mm程度までネジがありませんので、木板にそれなりの厚さが必要です。
*11:180cm。フルサイズのメタルラックよりちょっとだけ低いぐらいの高さになってしまいました😅。