2.5GbEスイッチを導入したり等、ネットワーク構成を少しずつ変更してきたところ、最近、宅内LANの基幹部(L3スイッチ)での”渋滞”を微妙に感じる事が多くなりました😅。
宅内LANに、2.5GbEスイッチハブを導入したにもかかわらず、基幹部は1GbEのままなので、基幹部(L3スイッチ)を2.5GbE化の検討をしようと思います😀。【注*1、*2】
1.基幹L3スイッチの交換検討
(1)WiFiルーター接続変更後
WiFiの接続変更後[*3]、【”ブロードバンドルーター(L3)”<ー>”WiFiルーター”】間の速度は100Mbpsに低下したものの😅、WiFi機器からのインターネット接続は安定しています。
(2)LAN基幹部の”渋滞”が
LANの中心(基幹)に置いているのは、1GbEのNetgear製”スマートスイッチ(L3)”。
2.5GbEスイッチを導入したり等、ネットワーク構成を少しずつ変更してきたところ、最近、宅内LANの基幹部(1GbEL3スイッチ)での 「渋滞」 を微妙に感じる事が多くなりました。
現状、基幹”L3(1GbEスマートスイッチ)”にLAN(宅内)のパケットが集まりやすいので、回線を太く(2.5GbE化)しておきたいところです。
(3)LAN改修の方向性
基本的に、宅内のLANケーブルが集まっている中心(基幹)の”L3スイッチ”を”1GbE”から最低限”2.5GbE”に速度を上げたいと思います。
一足飛びに10GbEにする手もありますが、2.5GbEよりも高速にしたとしても、
- 拙宅では、”WAN側との通信”と”LAN内通信”では、”LAN内通信”の方が多いため、
WAN側はメタルな1GbEのまま(*6)です。 - 現状、他の機器類は基本的に1GbEなので、基幹”L3”だけ極端に高速化しても意味がありません。
- WAN側が10GbEであれば、10GbEにする意味はあるかもしれません。
ただ、LAN側をWiFi7化しても、WiFi7での最大通信速度が46Gbpsとはいえ、WiFi側で実効速度3Gbpsを確保するのは大変そうです[*7]。 - WAN側を10GbEにしたら、宅内のほとんどすべてのネットワーク機器を”有線10GbE”/”WiFi7”にしないと意味なさそうですし、費用が掛かりすぎます。
なにしろ、2.5GbEを超える機器類はまだまだ高くて、手軽に全面改修というわけにはいきません😅。
(4)機種選定
という事で、2.5GbEを基幹に配置するとして、スイッチに求める必須事項としては、
あと、将来を見越して、
- ”10Gbps”の"SFP+"ポート
- 出来れば2つあればうれしい(*10)。
必要機能を整理したので、機種選定を開始。
探したところ、希望の機能を搭載していて手に届くものから3機種を最終候補に。
- )安価なものとして、XikeStor製9ポートはサーバー間通信用に導入済/部分運用中で、(*11)、実売10,000円以下で手に入ります。
利用期間はまだ短いですが、今のところ問題はありませんが、”SFP+”が1ポートしかありません。 - )同じくXikeStor製の10ポートタイプ。
こちらは、XikeSor製9ポートタイプよりも実売価格で¥3,000程高いですがが、”SFP+”が2ポートありますので、小生の希望に合います。
- )Tp-link製の10ポートタイプ。
XikeStor製の10ポートタイプの2倍以上の値段がしますが、ドライバーやファームウェアに関する情報等のWebサポート情報が充実していて安心感があります。
また、LAGも8グループまで作れますので、柔軟性があります(XikeStor製のは2グループまで)。
(5)検討継続
今回は、基幹部に配置するスイッチですので、この部分がトラブルを起こすと収拾がつきません。
安心感を優先して、TP-Link製”SG3210X-M2(UN)”を第一候補とします。
Tp-Link製を第一候補としたものの、”安心感”と”価格”の間で揺れ動いているので😅、もう少し熟考することにしました。
2.候補が市場から消えてきている!
踏ん切りをつける為に、候補とした3機種を適宜、ウォッチ&情報収集を継続してきたのですが。。。。
この1カ月で、目に見えてTP-Link製の10ポートタイプ”SG3210X-M2(UN)”が市場から減ってきた😵。
”メーカーもコンシューマー向け製品の開発/展開の軸足を10GbEに移し始めたのかな”、と思いつつも、
時期が時期だけに、”そろそろモデルチェンジかな”、とも思い、”TP-Link”の”ホームページ/製品/法人向けネットワーク”を確認すると。。。。
”SG3210X-M2(UN)”が、商品一覧から消.え.て.い.る😵(*12)。
ホームページに掲載されていたのは”SG3210XHP-M2”だけで、”新製品”との表示もなし。
何が違うのか機能比較(*13)してみましたが、大きな違いはなさそうですが(*14)、
市場価格は”SG3210XHP-M2”が”SG3210X-M2(UN)”の1.5倍以上😑。
これは単に価格改定に近いと憶測。
今後、そこそこ安心できる2.5GbE”L2+/L3スイッチ”を2万円台で入手するのは困難になると思い、急遽、下記を発注。
基幹部のL3を2.5GbE化するのは、一通りサーバー類の基本的なメンテナンスを終えてからと思っていましたが、前倒しすることにしました😅。
出典・引用・備考
*1:この投稿の内容は、特定の機種並びに特定の環境での確認結果になります。
同等機種や異なる環境での動作他を保証するものではありませんので、ご留意いただけます様お願いいたします。
*2:本投稿での、スイッチ種別の”L2”、”L3”等の表記は、手前勝手な分類で、下記の分類で表記しています。ご容赦いただければ幸いです。
*3:
*4:”Microsoft PowerPoint のアイコン”、"ネットワーク トポロジ アイコン"、シスコシステムズ合同会社、https://www.cisco.com/c/en/us/about/brand-center/network-topology-icons.html、最終閲覧日:2024年11月5日
*5:"アイコン・外観写真ダウンロード"、https://network.yamaha.com/support/download/tool/、ヤマハ株式会社 、CC BY-ND 4.0、最終閲覧日:2024年11月5日
*6:拙宅での使い方はリアルタイムなネットゲームをするわけはなく、
リモート会議を行っても、現状、問題はないので、メタルな1GbEな契約をしています。
*7:清水 理史、"“Wi-Fi 7対応”最新PCと、バッファローのWi-Fi 7ルーターで、実効3Gbpsを体験する!"、2024年2月19日、INTERNET Watch、https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/shimizu/1567837.html、最終閲覧日:2025年3月21日
*8:パケットの交通整理のために、サブネットを分割する機能は外せません😀。
*9:ファイルサーバーとクライアントとの通信を円滑にするためにも、
既存のL3/1GbEスマートスイッチを有効に利用するためにも、
この機能も外せません。
*10:2つあれば、1つはメインファイルサーバーの10GbE化の際にL3スイッチを交換しなくて済みます😀。
もう一つは、LAN中心に据える”L3”スイッチのポートが足りなくなった時に、増設する”L3”または”L2”スイッチとの接続用にリザーブしておきたいところです😀。
*11:
*12:直接、”SG3210X-M2(UN)”の商品ページに行くと、リンクは生きています😅。
*13:SG3210X-M2 | Omada 8ポート 2.5G L2+ マネージスイッチ | TP-Link 日本
SG3210XHP-M2 | Omada 2.5GBASE-Tポート×8 + 10GE SFP+スロット×2 L2+マネージスイッチ (PoE+ポート×8搭載) | TP-Link 日本
*14:2.5GbEポートがPOEになったぐらいで、基本的なL2/L3機能については違いを、見つけきれませんでした。