思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

【2.5GbE】宅内LAN基幹部を2.5GbE化(4):2.5GbE/L3の”SFP+”ポートを活用する

基幹部の《L3》スイッチには、10GbESFP+”ポートが付いているのに、使わないのはもったいない気がします。

そこで、10GbE化までのつなぎとして、1GbEな”SFP”モジュールを使って、2.5GbE《L3》/1GbE《L3》間のLAG接続に、活用しようと思います。【注*1

本投稿で、「《》」で囲まれたレイヤー略称は、拙宅における管理上の”略称[*2]"になります。

1.機器調達

(1)SFP+ポートの活用

10GbESFP+”ポートを本来の目的で使うためには、メインファイルサーバーの10GbE化が必要となりますが、もう少し先の話になります😅

しかも、2.5GbE《L3》/1GbE《L3》スイッチ間のLAG接続に、”2.5GbE”ポートを2つ潰すのはもったいない話です😅

さらに、”SFP+”/”SFP”モジュールを装着すれば、10ポートまで使えます。

10GbEの”SFP+”な10Gbase-Tモジュールは、最低でも7,000円程度からですが、
SFP”な1GBase-Tモジュールは、実売2,000円/個~程度で入手できます。

また、将来的には、10GbEは"DAC"または”SR”ケーブルでサーバーと接続することを考えているので、”SFP+”モジュールは不要となる可能性があります😅

(2)SFPモジュール選定

そこで、安価な”SFP”モジュールを探してみたところ、クーポン利用で1900円/個程で手に入る下記を見つけたので、調達しました😀。

2. TP-Link"SG3210X-M2"(《L3》2.5GbE)の設定変更

(1)LAGメンバーシップへのSFP+ポートの追加

ナビゲーション
(SG3210X-M2)

管理画面L2 FEATURSSwitching

LAGLAG Table

Trunkに追加したいポートをマウスでクリックし、背景を付けたら、"Apply"をクリックする。

3.SFP装着とLAN活線切り替え

(1)SFP装着
SFP”モジュールのコネクタ側の金属パーツを開いて、”SFP”モジュールのロックを解除。
 
SFP”モジュールを”SFP+”ポートの奥までしっかりと差し込む。
※1本目のLANケーブル活線切り替え時、撮影を失念したため、2本目の写真となっております😅。
金属パーツを閉じて、”SFP”モジュールをロック。
(2)ケーブルの活線切り替え
一本目のケーブルを2.5Gbase-Tポートから外し、SFPモジュールのRJ45コネクタに差し替えます。

1本目のリンク状態を確認します(写真、赤丸内)。

リンクしていることが確認出来たら2本目のケーブルを差し替えます。

2本目のリンク状態を確認します(写真、赤丸内)。
1Gbpsで”《L3》1GbE”と接続していますので、本機では”オレンジ色”で点滅します。

4. TP-Link"SG3210X-M2"(《L3》2.5GbE)の再設定変更

(1)LAGメンバーシップからの未利用ポートの削除

ナビゲーション
(SG3210X-M2)

管理画面L2 FEATURSSwitching

LAGLAG Table

LAG Tableの”7”/"8"をクリックし白背景にして、”SAVE”をクリック。

LAGケーブルの”SFP”モジュール側への切り替えは完了です😀。

”【2.5GbE】宅内LAN基幹部を2.5GbE化”【了】

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出典・引用・備考

*1:この投稿の内容は、特定の機種並びに特定の環境での確認結果になります。
同等機種や異なる環境での動作他を保証するものではありませんので、ご留意いただけます様お願いいたします。

*2: