交換したマザーボード(M/B)には、6つのSATAポートが付いています。
これが使い物になるか、または使いやすいかを試してみる事にしました。【注*1】
1.オンボードのSATAポート
(1)HDD取付け
このM/Bには、通常の4つのSATAポートに加えて、SATA4/SATA5のポートが付いています。
この拡張ポートがホストバスアダプタ(HBA)、またはハードウェアRAIDカードの代わりに使い物になるか試してみる事にします。

(2)FreBSD起動とデバイス確認
500Gbyte/6Gbpsのハードディスク(HDD)2本をSATA4/SATA5ポートにつなげて、FreeBSD13.4を起動。
”dmesg”コマンドで、起動時にどのように認識されたかを確認してみます。
ada3/ada4として認識されて、scbus0のpass2/pass3に割り当てられていました。

(3)gpartとfdiskでパーティションを確認
認識されたので、パーティションを作ろうとしてgpartで確認すると、”No such geom(そんなジオメトリーは存在しない!!)”と叱られてしまいました😑。
fdiskで確認すると、”invalid disk partition table found”となっていますが(*2)、一応、ディスクの情報は得られています。
ただ、”Active Disk Kill”で全セクタに”0”を書き込み、初期化したにもかかわらず、”sysid 165(FreeBSD)”のパーティションが表示されています(*3、*4)。
理由はよくわかりません😅。
今回のメンテナンスでは、原因追及/対処法のハックが目的ではなく(*5)、実運用での安定性確保が目的ですので、原因究明や対処方法は探さずにSATA4/SATA5ポートを使う事はやめる事にします😅。
2.”ものはついで”
SATA4/SATA5ポートは、M/BのBIOSでRAID構成を構築することが出来ます。
”ものは試し”と、BIOSでRAID構成の設定をしてみてどうなるかを、ついでに試しておきます。
FreeBSDの”dmesg”で確認しても、SATA4/SATA5ポート上には、単純にHDDが見えるだけでRAID構成にする前と変わりません😑。
gpart/fdiskが吐き出すメッセージにも変化はありません😑。
SATA4/SATA5ポートの活用もボツです😅。
適当なHBAを調達して、対応することに方針を再び変更します😀。
【次回に続く予定】