思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

【FreeBSD13.4】ファイルサーバーのメンテ(13):RAID0再構築(2)/オンボードの拡張SATAポートを試してみる

交換したマザーボード(M/B)には、6つのSATAポートが付いています。

これが使い物になるか、または使いやすいかを試してみる事にしました。【注*1

1.オンボードSATAポート

(1)HDD取付け

このM/Bには、通常の4つのSATAポートに加えて、SATA4/SATA5のポートが付いています。

この拡張ポートがホストバスアダプタ(HBA)、またはハードウェアRAIDカードの代わりに使い物になるか試してみる事にします。

(2)FreBSD起動とデバイス確認

500Gbyte/6Gbpsのハードディスク(HDD)2本をSATA4/SATA5ポートにつなげて、FreeBSD13.4を起動。

”dmesg”コマンドで、起動時にどのように認識されたかを確認してみます。

ada3/ada4として認識されて、scbus0のpass2/pass3に割り当てられていました。

(3)gpartとfdiskでパーティションを確認

認識されたので、パーティションを作ろうとしてgpartで確認すると、”No such geom(そんなジオメトリーは存在しない!!)”と叱られてしまいました😑。

fdiskで確認すると、”invalid disk partition table found”となっていますが(*2)、一応、ディスクの情報は得られています。

ただ、”Active Disk Kill”で全セクタに”0”を書き込み、初期化したにもかかわらず、”sysid 165(FreeBSD)”のパーティションが表示されています(*3*4)。

理由はよくわかりません😅。

今回のメンテナンスでは、原因追及/対処法のハックが目的ではなく(*5)、実運用での安定性確保が目的ですので、原因究明や対処方法は探さずにSATA4/SATA5ポートを使う事はやめる事にします😅。

2.”ものはついで”

SATA4/SATA5ポートは、M/BのBIOSRAID構成を構築することが出来ます。

”ものは試し”と、BIOSRAID構成の設定をしてみてどうなるかを、ついでに試しておきます。

まずは、BIOSの”SATA Confiuration”で構成を、"AHCI"から”RAID”に変更。

FreeBSDの”dmesg”で確認しても、SATA4/SATA5ポート上には、単純にHDDが見えるだけでRAID構成にする前と変わりません😑。

gpart/fdiskが吐き出すメッセージにも変化はありません😑。

SATA4/SATA5ポートの活用もボツです😅。

適当なHBAを調達して、対応することに方針を再び変更します😀。

【次回に続く予定】

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出典・引用・備考

*1:この投稿の内容は、特定の機種並びに特定の環境での確認結果になります。
同等機種や異なる環境での動作他を保証するものではありませんので、ご留意いただけます様お願いいたします。

*2:この時点で気持ち悪いので、SATA4/SATA5ポートを活用する気が失せました😅。

*3:挙動の怪しさがプンプンします😅。

*4:実は、拡張SATAポートを試してみるは初めてでして😅。

*5:このM/Bも古いので、いつまで使うかわからないのに、エネルギーを費やしても、無駄に思えます😅。