思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

【1/80,16.5mm】復活つばめ制作「4」:スロ34の制作(3)

1.車体側面への窓枠の取り付け

自家製ペーパーキットが完成したので、まずは、車体側面に窓枠を張り付けます。

まず、窓枠パーツに大胆に木工ボンドを塗ります。

次いで、木工ボンドを爪楊枝で薄くのばし、余分な木工ボンドは爪楊枝を使って拭き取ります。

窓枠パーツの上から、車体側面を載せて、2つのパーツを接合します。*1

2.デッキ扉の立体表現

クッキングシートを適当な大きさに切り、カッティングマットの上にマスキングテープで貼り付け、その上に、木工ボンドを適量出します。

出した木工ボンドを爪楊枝で薄く立体表現用パーツの裏面に薄く塗り、デッキ扉パーツに貼り付けます。

3.妻面パーツの組み立て

妻面裏側パーツと妻面表側パーツを木工ボンドを使って組み立てます。

妻面外側パーツの裏側に中心線を引き、中心線から両側7mmの位置に、折り曲げ線を墨だしします*2

妻面外側パーツの裏側、折部分にカッターで軽く筋を付けます。

軽く付けた筋に定規2つを当てて、折り曲げる部分を丁寧に曲げます。

妻面の幌部開口部の上下に、13mm*3の長さにカットしたマッチの軸を木工ボンドで貼り付けます。

妻面側パーツの両端に大胆に木工ボンドを盛りつけます。*4

妻面背面側パーツを妻面表面側パーツに取り付けます。

なお、今回の妻面の組み立て方法は、細かい作業手順のTipsまでは記載されていませんが、復刻版マロテ49ペーパーキットを購入した際に入っていた組立説明書に記載されていた技法を元にしています[*5]。

4.しばし放置

すぐに、次の工程に移りたいところですが、上記パーツが固着しない状況で作業を進めるとはパーツ類がずれたりします。

また、紙が木工ボンドの水分を吸っているので、綺麗にカットしていくことができません。

このため、接合したパーツがが固まって、一体化するまで、しばらく放置して、気長に待ちます*6😅。

ここまで組み上げたパーツの保管(放置)の際は、クッキングシートを適当な大きさに切り、パーツの上下を挟んで保管した方が、残っている木工ボンドで、パーツ同士や残りのパーツが接着されにくくなります*7

出典・引用・備考

*1:スハニ32を作成した際、この作業で、位置合わせにかなり手間取ったことを思い出しました。
このため、今回は、手順を変更し、窓枠パーツから窓を切り抜り抜く作業は、後の作業に回しました。

*2:別に7mm(計14mm)にこだわっているわけではないです😅。
図面を作る際、妻面の2つのパーツの両端が、ほぼ揃うようにしただけです😅。
台形の高さとの関係からです😅。

*3:幌部分の幅は14mmですが、1mmはあそびです。

*4:ちまちました木工ボンド量では、妻面パーツの表と裏が一体化しません。

*5:元ネタは、TMS誌No.190号(鉄道模型趣味1964年4月号)に紹介されていた技法の様です。

*6:ブラス車両の自作に手を出したことがないので😅、憶測ですが、ブラスであれば、すぐに次の作業に移れると思いますが、切り出し・切り抜きはブラスの方が大変&根気が必要そうな気がします😅。

*7:完全ではありませんが、クッキングシートについたとしても、意外と簡単に外せることが多いです。