思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

【1/80,16.5mm】マイテ49の制作(8)「妻面パーツの組み立て」

妻面内側パーツと妻面外側パーツを木工ボンドを使って組み立てます。
マロテ49に同梱されている組み立て説明書には、「図を参考に上手に作ってください」😅としか記載がないので、作業詳細を紹介させていただきます。

1.準備:谷折り位置の筋入れ

マロテ49のペーパーキットに含まれる妻面パーツには、あらかじめ谷折りの折り目が付けられ、若干曲げられています。

このまま、組立に入っても良いのですが、妻面内側としっかりと固定するのが、難しいです。

妻面パーツにあらかじめ入っているの折り目にカッターで軽く筋を付けます。

この作業、前投稿でコメントをいただきましたが、切り分けてしまうと収拾がつかない(*1)ので、神経を使います。

小生は、この作業をする前には、細工カッターの刃を折り、刃先を新品にしてから作業します😃。

Tipsとしては、手で筋を付けるのではなく、肘を使って筋を付けます。
具体的は、まず、体を作業台に対して、正面を向くのではなく、45度に向きます。
折り目に合わせてた定規に、カッターを合わせ、手先は添えるだけにして、肘を後方に引くようにして、2~3回ほど筋を入れていくと、切り分けてしまうことなく、綺麗に筋を入れられます(*2)。

2.妻面パーツの組み立て

(1)妻面外側パーツの谷折り

「スロ34の制作(3)」[*3]で紹介させていただいた時と同じく、軽く付けた筋に定規2つを当てて、折り曲げる部分を丁寧に曲げます。

(2)折妻形状保持材の切り出しと貼り付け
長さ13mmのマッチの軸を2本切り出します。
 
切り出したマッチ棒に木工ボンドを薄く塗り、ピンセットを使って妻面パーツに張り付けます。
この時、貫通部開口部の上下に合わせてマッチ棒を張り付けます。
(3)妻面裏側パーツと妻面外側パーツの接合

妻面の幌部開口部の上下に、13mm*4の長さにカットしたマッチの軸を木工ボンドで貼り付けます。

妻面側パーツの両端に大胆に木工ボンドを盛りつけます。*5

妻面背面側パーツを妻面表面側パーツに取り付けます。

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*1:リカバー方法はないわけではありませんが、かなりめんどくさいです😅。

*2:この切り方は、模型製作だけでなく、調理に際しても同じTipsです。

調理の場合は、良く研いだ包丁・ナイフで、完熟トマトを切る時も、同じ要領で行うと、トマトをつぶすことなく、綺麗にスライスできます😃。
手先で、押し切りするとぐちゃぐちゃになってしまうのと同じです😅。

*3:www.diy-gedankenexperiment.jp

*4:幌部分の幅は14mmですが、1mmはあそびです。

*5:ちまちました木工ボンド量では、妻面パーツの表と裏が一体化しません。