思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

【1/80,16.5mm】”KATO”から”Kadee”にカプラ交換[6]:ホキ2200(3)「カプラポケットの高さの確認(測定準備)」

前回[*1]、カプラポケットへスペーサを追加しても、カプラが低かったので、台枠をかさ上げする方法を考えていきたいと思います。

まずは、レール上面から”ホキ2200”のカプラポケット上面までの高さが知りたいところです。

車両をユニトラックに載せて測ることもできますが、測りにくいので、KATOユニトラックにプチ加工して、高さ採寸が容易になるように、カプラ高さを測る場合などに使っている線路にプチ加工を加えておきます。

1. 高さ採寸基準器具の作成

(1)線路プチ加工のための採寸

線路のレール間に、レール上面と面一のプラバンを接着すれば、レール上面からの高さ採寸が楽になりそうですので、まずはレール間にプラバンを張り付けるプチ加工を施します。

レール間に接着するプラバンの厚さを決めるために、枕木上面からレール上面までの高さを採寸。

枕木上面からレール上面までの高さは2.12mm。

測定に使ったノギスは、個人的に安心感を持っている”SK11”製。

計測精度は、±0.03mm(外側)/±0.05mm(内側)。

小生の技術では、少数第2位以下の加工精度は出せないので、十分です。

小数第2位の0.02mmは計測精度以下なので、無視して、t2.1のプラバンでプチ加工します。

ただ、t2.1mmのプラバンはないので、タミヤのt2.0mmのプラバンにt0.1mmのプラバンを張り合わせることにします。

(2)ユニトラックへのプチ加工
タミヤのt0.1mmのプラシートを適当な大きさで切り出します。
タミヤセメントでタミヤのt2.0mmのプラバンにt0.1mmのプラシートを張り合つけます。
作ったt2.1mmのプラバンを切り出し。
切り出したプラバンのバリ取りと面取りをした後、”アロンアルファ”でユニトラックへの貼り付けます。

タミヤセメント”で張り付けると、プラバンがかなり溶けて、高さのずれが大きくなりそうでしたので、”アロンアルファ”を使いました。

【次回に続く予定】

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出典・引用・備考

*1: