思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

【FreeBSD13.5】メインファイルサーバーのフルメンテナンス(9):データ領域<1>の再構築[1]1TB ×6から2TB×4にディスク交換

飛ばしたzfs/poolのサルベージと、新しいホーム領域用poolの各種設定を終えましたので、飛ばしたpoolに使っていたRAID5のディスクをデータ領域<1>として再構築していこうと思います。*1

  • 小生の健忘禄、兼作業記録になっていますことをお詫び申し上げます🙇‍♂️

1. 旧ホーム領域用RAID5(pool1用)を削除

飛ばした、zfs/poolに使っていたRAID5をRocketRAID2720のBIOS上で削除します。

まずは、システムを再起動します。

 

root@mainsv:#  reboot    

 

再起動中、RocketRAID2720のBIOS画面が表示されている間に、”<CTRL><H>”を連打すると、”BIOS Utility”に入れます。
<Delete>タブに移動して、削除するRAID5を選択します。
”本当に削除してよいか”気書かれるので、<y>キーを押して、削除します。
<ESC>キーを押すと、”変更した設定を保存するか”聞かれるので、<Y>キーを押すと、設定が保存され再起動します。

再起動すると、RAID5を構成していたHDDがレガシーなデバイスとして個別に認識されます。

FreeBSD13.5が正常に再起動したら、ディスクを交換するために、システムを落とします。

 

root@mainsv:#  shutdown -p now    
 

2. ディスク交換

飛ばしたzfs/pool用に使っていた6本構成のRAID5用ディスクの内、4本を交換して、”新しいデータ領域<1>”用RAID5を構築します。

準備したディスクは2Tbyteのディスクは4本。

  1. ”QNAP(AcriveDirectory°コントローラ:AD-DC)で最初期に使っていた”WD Red”
  2. ”8月末に調達したBuffloの録画用HDDから取り出した”WD Blue”
  3. いつ買ったか忘れてしまった、予備ディスクのバルク品”WD Blue”
  4. 9月に調達した”新品のSeagate IronWolf(WD Red相当)”

常時通電状態のAD-DCで使っていた”WD Red”は、通電時間が”51,689時間”になっています。

すぐにとは言わないものの、昇天の不安がありますので、別途、”新品のSeagate IronWolf(WD Red相当)”を予備ディスクとして準備しておきました。

トレイから1Tbyteの古いHDDを取り外し、2Tbyteのディスクをトレイに取り付け、ドライブケージ装着します。

3. RAID5の構築

メインファイルサーバーの電源を投入して、RocketRAID2720のBIOS上で新しいRAID5セットを構築します。

起動中、RocketRAID2720のBIOS画面が表示されている間に、”<CTRL><H>”を連打して、”BIOS Utility”に入ります。
新たに装着した2%byteのディスクが”Legacy”デバイスとして認識されています。
<Initiialize>タブでLegacy”デバイスを選択すると、初期化するか聞かれるので、<y>キーを押して、初期化設定します。
<Create>タブに移動して、”RAID5”を選択します。
どのディスクを使ってRAID5を構成するかを選択します。
RAID5を構成するディスクを選択し、<ESC>キーを押して、選択を終了します
<Create>を選択し、、<Background Initialization>を選択します。
RAID_5_1”が追加されます。
<ESC>キーを押すと、”変更した設定を保存するか”聞かれるので、<Y>キーを押すと、設定が保存され再起動します。。

再起動後は、ある程度、BIOSのバックグランド初期化(パリティ配置最適化処理)が進むのを待つために、1日程度、稼働させておきます。

 

【次回に続く予定】

 

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出典・引用・備考

*1:この投稿の内容は、特定の機種並びに特定の環境での確認結果になります。同等機種や異なる環境での動作他を保証するものではありませんので、ご留意いただけます様お願いいたします。