ホーム領域の回復に当たっては、”ファイルサーバー上のzfs/pool削除”、”ハードディスク(HDD)交換”、並びに”RAID5領域の再構築”を行います。
ただ、RocketRAID上のRAID構成変更を行うと、デバイス名が変化して、シングルユーザーモードに落ちてしまうことがあります(^^;;)。
そこで、作業開始前に事前準備として、デバイス名を固定しておきます(^^)。注*1】
- 小生の健忘禄、兼作業記録になっていますことをお詫び申し上げます🙇♂️
1. ホーム領域回復事前準備(1)
1)デバイス名とバス・Target番号の確認
| root@mainsv:# dmesg | less |


拙宅のマシンの構成の場合、RocketRaid2720、1枚目のRAID1起動ディスクは、 ”scbus3 target 0”に接続されています(*2)。
JBODな”/var,/tmp”用ディスクは”scbus3 target 1”に接続されています。
2)デバイス名の固定
サーバーケース内のHDD用ケージ交換を行う際、BluRayドライブも5インチハーフベイ数の制約から、外部ドライブケースに移すので、ポートマルチプライヤーに接続してあるBluRayドライブと順番が変わってしまうことがあります。😅
混乱の元となるので、これらもデバイス名を固定しておきます😀。
| root@mainsv:# cd /boot | ||
| root@mainsv:# vi /boot/device.hints |
下記の黄色字部分を追加します。
|
[..] hint.acpi_throttle.0.disabled="1" hint.da.0.at="scbus3" hint.da.1.at="scbus3" hint.cd.10.at="scbus1" hint.cd.20.at="scbus2" hint.cd.21.at="scbus2" hint.cd.22.at="scbus2" hint.cd.23.at="scbus2" hint.cd.24.at="scbus2" |
[..] RocketRaid2720、1枚目の RocketRaid2720、1枚目の SATAポート"1"に接続した SATAポート"2"に接続した SATAポート"2"に接続した
|
| root@mainsv:# reboot | ; | 。 |
3)デバイス名固定状況の確認
再起動後、起動メッセージを確認して、デバイス名の変更・固定が正常に行えたかを確認しておきます。
| root@mainsv:# dmesg | less | ; | 。 |


無事、デバイス名の変更・固定が行えました。
【次回に続く予定】