思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

【FreeBSD13.4】ファイルサーバーにRAID5エンクロージャー追加(2):RAID5エンクロージャーの追加準備

再利用ハードディスク(HDD)の初期化が終わりましたので、RAID5エンクロージャーの準備と本体への”eSATA”ポート増設を行おうと思います。【注*1

1. エンクロージャーの準備

1)RAID5エンクロージャ

エンクロージャーを取り付けるマシンのマザーボード(M/B)は古めで、USBは2.0になっています😅。

Replicate(片方向同期)をさせるためには、少しでもエンクロージャーとの通信速度が高い方が望ましいので😀、マシンに増設してあるHBA(6ポート/6Gbps)に接続することを前提に”eSATA”インターフェースを持つRAID5エンクロージャーを選定します😀。

”最後まで悩んだのがロジテック製”と”MARSHA製のRAID機能付きエンクロージャー”🤔。

ホットスペアが確保できるのであれば、5ドライブのMARSHALL製にしたのですが、

公開されている説明書を斜め読みした限りでは、ロジテック製、MARSHA製どちらもホットスペア設定についての記述を見つけることが出来ませんでした😅。

ホットスペアが確保できないのであれば、小生の使い方では4ドライブでも十分ですし、ロジテック製はLEDが多く、ハードウェア状態が視覚的に確認できるので、”ロジテック製のRAID機能付きガチャベイ”を選択😀。

2)ハードディスク(HDD)の装着
まずは、初期化済みのHDD[*2]に、製品付属のHDD固定マウントを取り付けます。

固定マウントを取り付けたHDDをガチャベイに装着。
固定マウントを押さえてくれる前面固定金具を取り付けた後、フロントパネルを閉じます。
3)RAID5構築

エンクロージャーをRAID5に設定します。

【POWER】ボタンを押して電源投入後、【モード】ボタンを長押し。
RAID LED】が点滅したら、【モード】ボタンを押して、設定したいRAIDモードを選択します。
背面のカバーを外し、隠れている【RAID】設定ボタンを長押して、エンクロージャーの電源が切れるのを待ちます。

再度、【POWER】ボタンを押して電源投入後、設定した【RAIDモード】のLEDが点灯していることを確認します。

コンピューターと接続していないので、しばらくすると、【POWER】LEDがオレンジ色に変わりエンクロージャーはスリープ状態になります。

 

2. ファイルサーバーにeSATAポートを追加

ファイルサーバーには6ポートのHBAを装着しています[*3]。

HBAの内使っているのは、内蔵HDDをストライプセットとして利用している2ポートだけです。

エンクロージャーは”eSATA”に対応しているので、残りの4ポートの内の1ポートにエンクロージャーをつなげることにします。

1)eSATAアダプタ制作

HBAのポートはすべて内蔵HDD用なので、SATAポートをeSATAポートとして背面に引き出す必要があります。

PCIe拡張スロットの内、1スロットだけ使っていないので、このスロット部分に、eSATAポート用として機械的加工を行ったPCIeスロットカバーを取り付けてSATAをケース外に引き出すことにします。
使うのは、このケースのオリジナルのPCIeスロットカバーと手持ちのeSATAアダプタから外した、SATA/eSATA変換ケーブル。

スリット部分をeSATAコネクタがさ刺せる幅の分、糸鋸でカットしてしまします。カットした後はバリを取っておきます。

スリットにM3ネジは通りませんでしたので、ねじ止め部分をリューターで削つて、M3ネジが通るようにしておきます。

eSATAメス/SATAオス 6Gbps変換ケーブルを加工したスロットプレートに取り付けます。

ネジは、ワッシャをかましておきます。

2)eSATAアダプタの取り付け
スロットにeSATAヘッダーを取り付けたので、後は、定位置にもしどしてエンクロージャーと接続・FreeBSDの設定変更です😀。

【次回に続く】

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出典・引用・備考

*1:この投稿の内容は、特定の機種並びに特定の環境での確認結果になります。
同等機種や異なる環境での動作他を保証するものではありませんので、ご留意いただけます様お願いいたします。

*2:

*3: