思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

【FreeBSD13.4】メインファイルサーバーのフルメンテナンス(2):O/Sのインストール[1]事前準備

まずは、メインファイルサーバーのフルメンテナンスとして[*1]、FreeBSD13.4をインストールします。

基本的なインストールする方法は、Replicateファイルサーバーを組んだ時と同じですが、
今回はGENERICカーネルには含まれていないハードウェアRAIDカードHighPointRocketRAID 2720SGL”にインストールするため、一工夫、必要になります。【注*2

  • 小生の健忘禄、兼作業記録になっていますことをお詫び申し上げます🙇‍♂️

今回のインストール先は、”HighPointRocketRAID 2720SGL”になります。

確認したところ、
FreeBSD8.4GENERICカーネルには”device hpt27xx # Highpoint RocketRAID 27xx”がありますが、
FreeBSD13.4GENERICカーネルにはこの行がありません*3*4*5)😢。
従って、インストール方法から検討する必要がありますので🤔、まず、事前の準備を行います😀。

1. インストール準備

FreeBD8.4もしばらく残しておくつもりなので、FreeBSD13.4のインストール方法検討の前に、システム用ディスク構成の変更を行っておこうと思います。

対象は”swap”、”/tmp”用としていたJBODな/dev/da1の構成を修正します。

FreeBD8.4を"Single User Mode"で立ち上げます。

エンターを押して、shellを起動します。
システムツールの収められたフォルダーにパスが通っていないので、ディレクトリを移動します。

”gpart”で”/dev/da1”の中を確認します。

freebsd8.4:# cd /sbin ;
freebsd8.4:# gpart show ;
 
1)JBODディスクのパーテイション構成変更

 

/dev/da1をgpart[*6]を使って、GPTなディスクにして、パーテイション構成を変更します。

変更前:”swap”、”/tmp”

変更後:”swap”、”/tmp”、”/var(FreeBSD13.4用)”、”/(緊急用システムルート)”

 

freebsd8.4:# gpart destroy -F da1 ;
freebsd8.4:# gpart create -s gpt da1 ;

 

 
freebsd8.4:# gpart add -t freebsd-ufs -s 29g da1 ; /"(緊急用システムルート)用を作成。
freebsd8.4:# gpart add -t freebsd-swap -s 16g da1 ; swap”用を作成。
freebsd8.4:# gpart add -t freebsd-ufs -s 32g da1 ; ”/var(FreeBSD13.4用)”用を作成。
freebsd8.4:# gpart add -t freebsd-ufs da1 ; ”/tmp”用を作成。
freebsd8.4:# gpart create -s gpt da1 ; パーテイション確認。

 

2)パーテイションのフォーマット
freebsd8.4:# newfs /dev/da1p1 ;
freebsd8.4:# newfs /dev/da1p3 ;
freebsd8.4:# newfs /dev/da1p4 ;
 

 

3)FreeBSD8.4のfstab変更
freebsd8.4:# mount -w / ; ルートファイルシステムが読み込み専用でマウントされているので、書き込み化にする。
freebsd8.4:# mount /usr ; viを使うために/usrをマウントする。
freebsd8.4:# cd /usr/bin/ ; viを使うために/usr/binに移動。
freebsd8.4:# mkdir /var/tmp ; viを使うために一時フォルダを作成する。
freebsd8.4:# mount /dev/da1p4 /var/tmp ; 一時的に、/dev/da1p4 /var/tmpにマウントする。
freebsd8.4:# vi /etc/fstab ; /etc/fstabを編集。

下記の黄色字部分を修正します。

 

修正前

修正後

[..]
/dev/da1s1b none  swap sw 0  0
/dev/da0s1a  /  ufs rw 1 1
/dev/da1s1d /tmp ufs rw 2 2
/dev/da0s1e /usr ufs rw 2 2
/dev/da0s1d /var ufs rw 2 2

[..]

[..]
/dev/da1p2 none  swap sw 0  0
/dev/da0s1a  /  ufs rw 1 1
/dev/da1p4 /tmp ufs rw 2 2
/dev/da0s1e /usr ufs rw 2 2
/dev/da0s1d /var ufs rw 2 2

[..]

 

freebsd8.4:# reboot ;

無事再起動したら、事前準備は完了です😀。

【次回に続く予定】

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出典・引用・備考

*1:

*2:この投稿の内容は、特定の機種並びに特定の環境での確認結果になります。同等機種や異なる環境での動作他を保証するものではありませんので、ご留意いただけます様お願いいたします。

*3:"HPT27XX(4)"、FreeBSD Manual Pages、https://man.freebsd.org/cgi/man.cgi?query=hpt27xx&sektion=4&format=html、最終閲覧日:2025年9月22日

*4:購入した当時、ハードウェアRAIDカードとしては、HighPoint製はコスパが良かったのですが、ちょっと癖が強い気がします。

*5:FreeBSD8.4をインストールした当時は、HighPoint社からドライバーパッケージが配布されていました。
Linux用のドライバーは継続して、HighPoint社から配布されていますが、FreeBSD用は現状、配布されていません。

*6:"gpart"、FreeBSD Manual Pages、https://man.freebsd.org/cgi/man.cgi?query=gpart&manpath=FreeBSD+9.0-RELEASE、最終閲覧日:2025年9月22日