ラック前面側のワイヤリング改修が終わったので、ラック背面側のワイヤリング改修を行おうと思います。
最初の頃は、スイッチに繋いでいる機器毎にケーブルの色を変えていたのですが、ケーブルタグは付けていませんでした。
色々やっているうちに、積もり積もって、ケーブルがぐちゃぐちゃに😢。
今回は、ケーブル色を接続機器種別で変え、爪折れ防止キャップとケーブルタグに張ったテプラーの色で、
ある程度接続機器が視覚的に認知しやすいように整理しようと思います😀。【注*1】
1. メインファイルサーバーとの接続ケーブルを張替え
(1)ケーブル加工
今回の整理に合わせて、2.5GbEでのリンクアグリゲーション準備工事も併せて行ってしまう事にしましたので、計5本のツイストペアケーブルをPCラックから”フルサイズ+αのATXマザー”に対応した”床置きフルタワー”のメインファイルサーバーに接続します。
5本の内、2本(LAG設定予定)はPC向けsambaサービス系統用で、ストックのCAT5e、帯域幅350Mhzのサンワサプライ製バルクケーブル(”青色”、*2)から加工します。
2.5GbEの必要帯域幅は100Mhz[*3]なので、帯域幅350Mhzのケーブルであれば2.5GbEにしても問題ないはずです。
サーバー間接続系統2本(LAG設定予定)は、新規調達したサンワサプライ製CAT6ケーブル10m(”白色”)[*4]を切断加工(*5)。
(2)ワイヤリング
スパイラルチューブでまとめたケーブルの束は、ラック側とフルタワー・サーバー側それぞれの適当な位置で、空中保持用リードで床にケーブルが付かない様にします(*7)。
今回の空中保持用リードは、”工具の落下防止用リード”と”丸環”・”マジックテープ”の組み合わせで作る事にしました(*8)。
使うのはホームセンターで買ってきた工具落下防止用のリード。

このままでは長すぎるのと、フックは両端には必要ないので、2等分してしまいます。

丸環にマジックテープを通して、ケーブルの束に固定し、
リードのフックを、PCラックとメインファイルサーバーの適当な位置に引っ掛けて、ケーブルが床に付かない様にしておきます。

2. PC用ケーブルの張替
PCと周辺機器のケーブルは、黄色のバルクケーブルがそれなりにストックとしてあるのでこれを使います。
ラックに収容しているWindowsパソコン2台の内、1台はオンボードで2.5GbEが載っていますし、
もう1台には手持ちのPCIe×1の2.5GbE NICを付ける予定なので、
BlackBox製の帯域幅350Mhz/CAT5e、黄色のストックバルクケーブルを使う事で、2.5GbE/Readyな状態にしておくことにしました。

ついでに接続先が解りやすいように爪折れ防止キャップはあえて違う色にしました。
使ったモジュラープラグは、CAT6A用を使いました。

まだまだ先は長いです😅。。。。(*9)
外した古いケーブルを確認したら、”CAT5”でした😅。
誤ってLANに使わない様に、モジュラーを切り離して、通信速度・品質を求めない鉄道模型の線路制御用ストックにします😀。

爪折れ防止キャップは再利用ストックにしておきます😀。
【次回に続く予定】
出典・引用・備考
*1:この投稿の内容は、特定の機種並びに特定の環境での確認結果になります。
同等機種や異なる環境での動作他を保証するものではありませんので、ご留意いただけます様お願いいたします。
*2:型番が判らなくなっていますが、たぶんこれだった記憶が。。😅
https://www.sanwa.co.jp/product/syohin?code=KB-10T350-05
*3:"マルチギガビット・イーサネット"、2015年4月1日、ウィキペディアフリー百科事典、https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%81%E3%82%AE%E3%82%AC%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88、最終閲覧日:2025年4月17日
*4:
*5:最近買ったケーブルをよくよく見ると、最近はケーブルに帯域幅が印刷されていないのですね😅。。。
買ったケーブルがたまたまなのかもしれませんが😅。
*6:このーブル、CAT5e/350Mhzケーブルで、KVMにここまでの品質は必要ないのですが。。。😅
*7:メインファイルサーバーを移動した後、元の位置に戻す際に、よくケーブル類を踏んで難儀していたもので。。。😅
*8:”工具の落下防止用リード”は、使用時の荷重が1kgですが、工具がリードの長さ1.0m、落下しても切れない仕様なので、5本のケーブルを保持するには十分で、ケーブルが引っ張られた場合のテンションも適度にかかってくれるかなと概算した上で選択しました。
*9:ケーブルのモジュラージャック付け、ラベルタグ取り付けと、丁寧にやっていると意外と時間がかかります😅。
ワイヤリング改修を始めてからの爪折れ防止キャップの消費量を見ると、失敗した分も含めると、この1カ月で100個ぐらいモジュラージャックの取り付けを行ってきた感じがします😅。