ネットワークのリンクアグリゲーション(LAG)の設定を終えたので、
当初計画と異なりますが、ネットワークインターフェースカード(NIC)を2.5GbE化して、ネットワーク周りのメンテナンスを終えてしまうことにしました。。【注*1】
- 小生の健忘禄、兼作業記録になっていますことをお詫び申し上げます🙇♂️
一気に作業を行うと、TeraTermでの作業に支障をきたすことがあるので、順を追って、設定・NIC交換を行っていきます。
1. 交換準備
”RealTek RTL8125B Dual”は、2.5GbEに対応した”re”ドライバーのインストールが必要で、手順を誤ると通信が出来なくなります。
また、オンボードのチップもRealTek 製なので、、2.5GbEに対応した”re”ドライバーであるため、オンボードのre番号が変化します。
さらに、”RealTek RTL8125B Dual”を複数枚刺すと、re0~re4の°の内、どのポートを”ゲートウェイ側”/”サーバー間通信用”にしたのか、混乱しやすい状況になってしまいます。
そこで、ゲートウェイ側NICは”Intel I225-V”を用いることにします。”Intel I225-V”用の”igc”ドライバーでGENERICカーネルにも含まれていたので、確実に動作。
そこで、”ゲートウェイ側”NICには、事前にテストと動作確認を行っておいた”Intel I225-V”なカードを2枚使用します。。
”サーバー間通信用”NICには”RealTek RTL8125B Dual”なカードを1枚使用することにします。
少なくとも、オンボードの1GbEポートと合わせて、計3つの”re”ポートのどれかにLANケーブルを刺せば、何とかなると思います😀。
いずれも、Replicateサーバー(FreeBSD13.4)で動作は検証済みです[*2][*3]。
ゲートウェイ側からssh接続が出来なくなると、作業効率が悪くなるので(*4)、まずは、ゲートウェイ側NICは、順を追って、”igc”ドライバー側に切り替えることにします。
2.2.5GbE/NICを装着

システムを起動します。
起動した”ifconfig”コマンドで、インターフェースの状態を確認します。
”igc0”、”igc1”がリストに含まれていれば、ハードウェア的には追加した、”Intel I225-V(igc)”なカード2枚は正常に認識されています。
この段階では、LANケーブルを刺していないので、”no carrier”になっています。

3. 設定作業
(1)igc0の設定・確認
| root@main_sv:# cd /etc | ; | 。 |
| root@main_sv:# vi /etc/rc.conf | ; | 。 |
下記の黄色字部分を追加・修正します。
|
[..] ifconfig_igc0="up"#ifconfig_re0="up" ifconfig_re1="up" ifconfig_lagg0="inet 192.168.aaa.xyz netmask 255.255.255.0 laggproto loadbalance laggport igc0 laggport re1" [..] |

”re0”につながっているLANケーブルを抜線して、”re0”が”no carrier”になっていることを確認します。
| root@main_sv:# ifconfig | ; | 。 |


(2)igc1の設定・確認
| root@main_sv:# cd /etc | ; | 。 |
| root@main_sv:# vi /etc/rc.conf | ; | 。 |
下記の黄色字部分を追加・修正します。
|
[..] ifconfig_igc0="up"ifconfig_igc1="up" #ifconfig_re0="up" #ifconfig_re1="up" ifconfig_lagg0="inet192.168.aaa.xyznetmask 255.255.255.0 laggproto loadbalance laggport igc0 laggport igc1" [..] |
| root@gaea13.4:# reboot | ; | 。 |
”igc0”につながっているLANケーブルを抜線して、”igc0”が”no carrier”になっていることを確認します。
| root@main_sv:# ifconfig | ; | 。 |



