画像・動画編集一時領域用に供するファイルサーバーなので、一時領域はできる限り、Read/Writeパフォーマンスを高くしておきたいと考えています。
そこで、構築した、zfsでのストライプセット(RAID0)のパフォーマンスを確認しておきます。【注*1】
1.ハードウェア確認
性能比較の前に、比較に使うハードディスク(HDD)のスペックを再確認します。
| モデル | 転送速度 | 転送モード | ||
| 単体 | /dev/ada1 | Hitachi HTS545032B9A300 |
300.000MB/s | UDMA6 |
| zfs (RAID0) |
/dev/ada2 | Seagate ST3500418AS |
300.000MB/s | UDMA5 |
| /dev/ada3 | Hitachi HDS721050CLA360 |
300.000MB/s | UDMA6 | |
どのディスクも転送速度は3Gbpsです。
”zfs"を構成しているディスクの内、”/dev/ada2”だけ、転送モードが”UDMA5”ですが、他の二つの転送モードは”UDMA6”です。

本来は、すべて同じディスクで揃えるのが望ましいのですが、絶対的な評価というより、相対的な評価ですので、”ヨシ”としてしまいました。
理論的には、”UDMA5”が含まれている”zfs(RAID0)”は、ストラビングの効果が無ければ、読み書き速度は不利になるはずです。
2.転送時間比較
(1)書き込み時間
"/dev/urandam"から、不定のデータを各ディレクトリに”100Gbyte”分、書き込みを行います。
"/dev/urandam"からデータを得るので、送り出し側デバイス速度の影響をほとんど受けません。
zfs(RAID0)は、単体のHDDよりも約4倍速い。
(2)読み込み時間
各ディレクトリ作った"100Gbyte"分のデータを”/dev/null”に送り込みます。
"/dev/null"にデータを送り込むので、書き込み側デバイス速度の影響をほとんど受けません。
書き込みと同じく、zfs(RAID0)は、単体のHDDよりも約4倍速い。
3.結果
一回の計測データで、これだけの差があれば、有意な差と考えられるかな、と思っています。
動画編集一時ファイル用ファイルサーバーとして、無理にハードウェアRAIDを使わなくても、zfs(RAID0)でも十分かな、結論に達しました。
出典・引用・備考
*1:この投稿の内容は、特定の機種並びに特定の環境での確認結果になります。
同等機種や異なる環境での動作他を保証するものではありませんので、ご留意いただけます様お願いいたします。

