思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

【FreeBSD13.5】メインファイルサーバーのフルメンテナンス(8):ホーム領域回復[3]事前準備(データ退避)

前回、仮の"HDD追加”/"pool作成"を行いましたので[*1]、”pool用ハードディスク(HDD)の交換”を行うために、生きている”poolのデータ退避“を行おうと思います。*2

  • 小生の健忘禄、兼作業記録になっていますことをお詫び申し上げます🙇‍♂️
仮のpoolのイニシャライズが終わりましたので、生きている”poolのデータ退避”を行います😀。

 

1. 仮poolにファイルシステム領域を作成

まずは、仮のpool(pooltemp部)内に”FreeBSD用の”ファイルシステム領域を作成します。

 

root@mainsv:# zfs create pooltemp/share/ ;
root@mainsv:# zfs create pooltemp/share/FreeBSD ;

 

pool内の浅い階層から、ファイルシステム領域を作成していきます

 

root@mainsv:# zfs set mountpoint=/pooltemp/share/FreeBSD pooltemp/share/FreeBSD ;
root@mainsv:# df ;

"pooltemp"のマウントポイントは設定していないので、新たに作成したファイルシステム領域のマウントポイントも設定されません。

作成した”FreeBSD用の”ファイルシステム領域にマウントポイントを設定します。

ファイルシステム領域にマウントポイントを設定すると、自動的にマウントされます。

同様に、”生きているzfs/pool0”内の他のファイルシステム領域と同じ名前のファイルシステム領域を”zfs/pooltemp”内に作成していきます。

2. データの退避

rsyncを使って、”生きているzfs/pool0”内の各ファイルシステム領域のデータを、同じ名前のファイルシステム領域に”仮のzfs/pooltemp”内に丸ごとコピーしておきます。

 

root@mainsv:# rsync -avh /share/FreeBSD/ /pooltemp/share/FreeBSD/ ;

 

【次回に続く予定】

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出典・引用・備考

*1:

*2:この投稿の内容は、特定の機種並びに特定の環境での確認結果になります。同等機種や異なる環境での動作他を保証するものではありませんので、ご留意いただけます様お願いいたします。