【注*1】
1. 作業手順
- 小生の、作業手順確認リストになりますことをご容赦頂ければ幸いです🙇♂️。
- )ファイルサーバーに取り付けてあるRAID1ディスクエンクロージャーの中身をAD-DCの一時領域に”rsync”で複写【了】。
- )ファイルサーバーをシャットダウン後、RAID1ディスクエンクロージャー(2Bayガチャベイ)を取り外し【了】。
- )RAID1ディスクエンクロージャーのハードディスク(HDD)を、新規調達[*2]した"HD-AD8U3/ 8TB"の”内蔵HDD”と”Seagate BarraCuda 8TB”に交換【了】。
- )RAID1ディスクエンクロージャーで、RAID1にてボリューム構築【了】。
- )RAID1ディスクエンクロージャーをAD-DCに取り付け後、ボリューム作成
- )AD-DCの一時領域から、元のデータをRAID1ディスクエンクロージャーにに”rsync”で複写【了】
- )”am-utils”NISマップのバックアップファイル保管領域公開元を”ファイルサーバー”から”AD-DC”に変更。
2. NFS設定変更
1)NFSエクスポート削除
まず、一時的にエクスポートをしていた、ファイル転送用領域のNFS共有を止めます。
| ナビゲーション (QTS) |
: | コントールパネル>権限設定 >共有フォルダー |


2)RAID1エンクロージャーをNFS共有
NFS共有するサブネット範囲を【ホスト/IP/..】欄に入力します。
【squash】が【読み取り/書き込み】になっていることを確認します。
【適用】をクリックします。
【ホスト/IP/..】に【*】のエントリーが残っていると、すべてのネットワークにNFSアクセスの許可をたたえることになるので、削除しておきます😅。
削除する対象に☑を入れ、【削除】をクリックします。

【適用】を押して、設定を保存します。
3)確認
ターミナルソフト(TeraTerm等)でAD-DCにログインします。

3. am-utils用NISマップの設定変更
1)NISマップの修正
ターミナルソフト(TeraTerm等)でNISサーバーにログインします。
また、am-utils用のNISマップを利用できるように、/var/yp/Makefileは修正を加えてあります😅。
| root@NIS-Server:# cd /var/yp | ; | NIS設定ディスク取りに移動。 |
| root@NIS-Server:# vi amd.backups | ; | am-utils用NISマップの設定ファイルを修正します。 |
下記の黄色字部分を修正します。
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修正前 |
修正後 |
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/defaults wire==192.168.bbb.0;fs:=/tmp_mnt/backups/${key};\ |
[/defaults wire==192.168.bbb.0;fs:=/tmp_mnt/backups/${key};\
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2)am-utilsのNISマップ再読み込みと確認
| root@NIS-Server:# ps -ax | grep amd | ; | amdのPIDを確認。 |
| root@NIS-Server:# kill -HUP [amdのPID] | ; | HUPシグナルを送り、NISマップを再読み込みさせる。 |
| root@NIS-Server:# ls /hoge/backup/admin | ; | AD-DCのエンクロージャーがマウントされるか確認。 |
また、/etc/amd.confで設定した時間、アクセスがないと自動的にアンマウントされます😀。
”【QNAP】RAID1エンクロージャーを付ける”(了)



