思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

【QNAP】RAID1エンクロージャーを付ける(1)「ファイルサーバーからファイルを移動する」

AD-DCのディスク交換後のボリューム再構築が終わりましたので、
ファイルサーバーに取り付けてあるRAID1ディスクエンクロージャー[*1]をQNAPに付け替えて、ActiveDirectoryドメインコントローラ(AD-DC)にバックアップファイル保管の仕事を任せることにします。【注*2

各サーバー(AD-DC/ファイルサーバー/メインファイルサーバー)の稼働時間・データ遺失リスクヘッジと、AD-DC/ファイルサーバー/ディスクエンクロージャーのUSB性能を勘案して、
現在、ファイルサーバー(USB2.0)に取り付けてあるRAID1ディスクエンクロージャー(USB3.0)をAD-DC(QNAP:USB3.1)に付け替えることにしました😅。

1. 作業手順

  • 小生の、作業手順確認リストになりますことをご容赦頂ければ幸いです🙇‍♂️。

作業手順的には以下のような感じで進めようと思います。

  1. )ファイルサーバーに取り付けてあるRAID1ディスクエンクロージャーの中身をAD-DCの一時領域に”rsync”で複写。
  2. )ファイルサーバーをシャットダウン後、RAID1ディスクエンクロージャー(2Bayガチャベイ)を取り外し。
  3. )RAID1ディスクエンクロージャーのハードディスク(HDD)を、新規調達[*3]した"HD-AD8U3/ 8TB"の”内蔵HDD”と”Seagate BarraCuda 8TB”に交換。

  4. )RAID1ディスクエンクロージャーで、RAID1にてボリューム構築。
  5. )RAID1ディスクエンクロージャーをAD-DCに取り付け後、ボリューム作成
  6. )AD-DCの一時領域から、元のデータをRAID1ディスクエンクロージャーにに”rsync”で複写
  7. )”am-utils”NISマップのバックアップファイル保管領域公開元を”ファイルサーバー”から”AD-DC”に変更。

まずは、ファイルサーバーに取り付けてあるRAID1ディスクエンクロージャーの中身をAD-DCの一時領域[*4]に”rsync”で複写します。

 

2. 各種バックアップファイルをAD-DCに複写

1)AD-DCのexportsを確認

AD-DC(QNAP)の/etcf/exportsファイルで、ファイルサーバーからのマウントパスをを確認しておきます。

事前時、AD-DC(QNAP)のNFSサーバー設定をしたときのパスは、「/share/CACHEDEV1_DATA/Backups_OLD」にしてあります。
2)ファイルサーバーでAD-DCのディスクをマウント

ファイルサーバーでAD-DCのディスクをマウントします。

root@file_sv:# mount -t nfs AD-DC://share/CACHEDEV1_DATA/Backups_OLD /mnt/nfs
 

 

 

3)Rsyncで複写

マウントしたNFSファイルシステムに、ディスクエンクロージャーの中身をコピーします。

root@file_sv:# rsync -avr /mnt/Backups/ /mnt/nfs/

 

データ量が多いので、気長に待ちます😅。

 

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出典・引用・備考

*1:

*2:この投稿の内容は、特定の機種並びに特定の環境での確認結果になります。
同等機種や異なる環境での動作他を保証するものではありませんので、ご留意いただけます様お願いいたします。

*3:

*4: