【FreeBSD13.4】ファイルサーバーのメンテ(15)：システム設定［4］：NFSサーバー設定

他のマシン（FreeBSD,Linux）からNFSマウントができるようにファイルサーバーの設定をしておきます。【注*1】

1.NFSサーバー設定と確認
出典・引用・備考

1.NFSサーバー設定と確認

(1)/etc/rc.confの修正

root@file_sv:# cd /etc	;	。
root@file_sv:# vi /etc/rc.conf	;	。

下記の黄色字部分を追加します。

[..]
nis_client_enable="YES" # We're an NIS client (or NO).
nis_client_flags="" # Flags to ypbind (if enabled).
nfs_server_enable="YES"
rpcbind_enable="YES"
rpc_lockd_enable="YES"
rpc_statd_enable="YES"

(2)/etc/exportsの作成

他のマシンからnfs接続するための許可リストを作成します。

root@file_sv:# cd /etc	;	。
root@file_sv:# vi /etc/exports	;	。

下記の黄色字部分を記載して作成します。

/exports/Share/AV_tmp -alldirs -maproot=0:10 -network 192.168.aaa.0/23

；

第3オクテットが[aaa]と[aaa＋1]のサブネットに接続許可を与えるので、
ネットマスクは”/23（255.255.254.0）”（※*2）

”PC向けサービス用サブネット”と”サーバー間通信用サブネット”の第３オクテットの差をあえて”１”にしておいたので、
許可するサブネットをいくつも設定せずに、ネットマスクで処理しています😀（*3）。

(3)再起動

設定を反映させるために再起動します。

root@file_sv:# reboot

;

。

(4)他のホストからnfs接続確認

他のマシンからnfs接続をしてみます。

root@main_sv:# mount -t nfs file_sv2://exports/Share/AV_tmp /mnt/nfs

;

。

【次回に続く予定】

出典・引用・備考

*1:この投稿の内容は、特定の機種並びに特定の環境での確認結果になります。
同等機種や異なる環境での動作他を保証するものではありませんので、ご留意いただけます様お願いいたします。

*2:ネットマスクが”/24（255.255.255.0）の場合、192.168.[aaa].0～192.168.[aaa].255の"２５６個が有効範囲ですが、
ネットマスクが”/23（255.255.254.0）の場合、マスクが２進数で1ビット分広がるので、192.168.[aaa].0～192.168.[aaa＋１].255の"５１２個が有効範囲になります。