思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

動画編集一時領域用ファイルサーバーのメンテ(1):パーツの準備

動画編集一時領域用ファイルサーバーのメンテの準備を行います(*1)。【注*2

0.実はこのマシン。。

このマシン、動画編集一時領域用ファイルサーバーとして整備した時から一度もメンテしていないマシンです。

オペレーティングシステム(O/S)もUbuntu14.04LTSのまま運用を続けていました(*3)😅。

1.ハードウェアメンテ

(1)マザーボード(M/B)確認

M/BはGIGABYTE GA-G31M-ES2L。

いつ買ったのか記録が残ってません。
GIGABYTEサポートページのBIOS日付から推測するに、2006~2012年の間に買った、ぐらいしかわからないM/Bです。

一回、TFX電源を交換していますので、かなり年季物です。

このマシンに手を付けようと思った理由が、PCIex1スロットが1ポートしかなく、RocketRAID620で使っています。

PCIex16スロットが一つありますが、こちら、グラフィックボード専用になっているようです。

このため、サーバー間通信用に構築中の2.5Gbeなサブネット用のカードが装着できないことから、手持ちの遊休パーツを活用してメンテをしようと思った次第です。

(2)CPU
CPUには、はまりまくった挙句[*4]、手元で余剰になったRyzen3 4100(*5)を活用することにしました。

(3)CPUファン

Ryzen3 4100付属のファンでは、ロープロファイルのケースでCPU冷却が出来ません。

このため、、VirtualBox専用マシンを組み立てた時[*6]と同じく、ブラシレス冷却遠心ファンを新規に調達しました。

(3)メモリー
こちらも、2枚組の内、1枚が不良で、すぐに対処していなかったために、初期不要交換が出来ずに1枚だけ残った、DDR4 32Gbyteメモリー*7)を活用します。

(4)マザーボード(M/B)

これが一番の問題になります。

安いM/Bだと、Ryzen3 4100に標準では対応していません。BIOSのアップデートが必要になります。

最新のAM4なマザーを買えば、Ryzen3 4100に対応しているはずですが、今回のマシンは特定の用途のため、高性能なM/Bである必要はありません。

CPU無しで、BIOSをアップデートするためにはQ-FLASH Plusに対応したM/Bであれば、CPU無しでもBIOSのアップデートが出来そうです。

しばらくウッチしていたら、こちらのM/Bが8,900円まで落ちていたので、在庫処分でそろそろ底値に近いかなと思い、こちらを調達しました。

購入前に、GIGABYTEの製品ページで、Q-FLASH Plusに対応しているのは確認しました。

(5)グラフィックボード

Ryzen3 4100はGPUを積んでいないので、グラフィックボードが必要になります。

安いもので探してみたものの、安価なものはあまりありません。

そこで、発想を転換し、画像・動画編集用マシン用に、こちらを調達しました。

このグラフィックボードは、画像・動画編集用マシンに装着し、

画像・動画編集用マシン用に最初に付けていたGT710/1Gbyteなグラフィックボード(*8)と換装して、GT710/1Gbyteなグラフィックボードを今回メンテ対象のマシンに転用することにしました。

【次回に続く】

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*1:メインファイルサーバーのFreeBSD13.4化の前に、実機で確認したことが生じたため、
初期状態から構築可能なこのサーバーでテストも行おうと思っています。

*2:この投稿の内容は、特定の機種並びに特定の環境での確認結果になります。
同等機種や異なる環境での動作他を保証するものではありませんので、ご留意いただけます様お願いいたします。

*3:このマシンには、RocketRAID620が積んでおり、Ubuntu16.04LTSにしようとした際、ドライバーをどうしても動かくことが出来ずに、Ubuntu16.04LTSを断念してから、ほったらかしになっていました。

*4:

*5:

*6:

*7:

*8: