【FreeBSD13.5】メインファイルサーバーのフルメンテナンス（7）：ネットワークの設定［1］nfs設定

前回までに、ネットワークインターフェースカード（NIC）の設定が完了しましたので［*1］、NFSサーバー／クライアントとしての機能設定をしようと思います。【注*2】

1.　nfs設定
- (1)NFSクライアント設定
- (2)NFSサーバー設定
出典・引用・備考

小生の健忘禄、兼作業記録になっていますことをお詫び申し上げます🙇‍♂️
本稿より、諸般の理由により（*3）、FreeBSD13.4ではなく、FreeBSD13.5にて再セットアップして、FreeBSD13.5上での作業となりますことをお詫び申し上げます。

1.　nfs設定

当初、"bsdconfig"を使って、NFSクライアントとサーバを有効化しようと思いましたが、手作業の方が速い感じた為（*4）、手作業で設定することにしました😅。

(1)NFSクライアント設定

1.)/etc/rc.confの修正

root@main_sv:# cd /etc	;	。
root@main_sv:# vi /etc/rc.conf	;	。

下記の黄色字部分を追加します。

[..]
nis_client_enable="YES" # We're an NIS client (or NO).
nis_client_flags="" # Flags to ypbind (if enabled).

2.)再起動

root@main_sv:# reboot

;

。

3,)他のホストへのnfs接続確認

root@main_sv:# mkdir /mnt/nfs	;	。
root@main_sv:# mount -t nfs repl_sv://share/Replicate /mnt/nfs	;	。

(2)NFSサーバー設定

1.)/etc/rc.confの修正

root@main_sv:# cd /etc	;	。
root@main_sv:# vi /etc/rc.conf	;	。

下記の黄色字部分を追加します。

[..]
nis_client_enable="YES" # We're an NIS client (or NO).
nis_client_flags="" # Flags to ypbind (if enabled).
nfs_server_enable="YES"
rpcbind_enable="YES"
rpc_lockd_enable="YES"
rpc_statd_enable="YES"

2.)/etc/exportsの作成

root@main_sv:# cd /etc	;	。
root@main_sv:# vi /etc/exports	;	。

下記の黄色字部分を記載して作成。

/share/FreeBSD -alldirs -maproot=0:10 -network 192.168.aaa.0/23
/share/Linux -alldirs -maproot=0:10 -network 192.168.aaa.0/23
/share/Share/tmp -alldirs -maproot=0:10 -network 192.168.aaa.0/23

；

第3オクテットが[aaa]と[aaa+1]の範囲に許可を与えるので、ネットマスクは”/23（255.255.254.0）”

3.)再起動

root@main_sv:# reboot

;

。

4.)他のホストからnfs接続確認

root@repl_sv:# mount -t nfs main_sv2:/share/FreeBSD /mnt/nfs

;

。

合せて、Ubuntu24.04からもnfs接続を確認しておきます。

【次回に続く予定】

出典・引用・備考

*1:

*2:この投稿の内容は、特定の機種並びに特定の環境での確認結果になります。同等機種や異なる環境での動作他を保証するものではありませんので、ご留意いただけます様お願いいたします。

*3:nfs設定を前に、”pkg info”を行ったところ、パッケージ管理システムが"エラー"the most recent version of pkg-2.2.2 is already install"を吐き出し始めました。

Currentではないマイナーバージョン”4”にこだわっているわけではないので、”理由／対処法を検討しても時間の無駄”、”後々、トラブル対処に追われる”と判断し😀、
多少の手戻りはありますが、傷の浅いうちにCurrentなFreeBSD13.5でセットアップを継続する事にしました😀。
むしろ、メインファイルサーバーなので、安定性が最も重要ですし🤔。。。