思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

【10GbE】ファイルサーバーのM/B交換&10GbE化:[8]10GbE/SFP+ NIC/(5)DAC接続を試す

投稿ネタが前後してしまいますが、スイッチ/ネットワークインターフェースカード(NIC)を数メートル以内の短距離で直結し、高速通信を実現するDirect Attach Copper(DAC)ケーブルを試して見ようと思います。

サーバーとスイッチが同じラックの近傍に設置されていれば意味のあるケーブルです。

拙宅ではパソコンラックとファイルサーバーは分離して、移動できるようにしてあるため、ほぼ活用する事はなさそうなので、単なる知的好奇心です(^^;;)。。。【注*1

  • 小生の健忘禄、兼作業記録になっていますことをお詫び申し上げます🙇‍♂️ 

7. DACケーブル接続を試す

(1)"SFP+ポート"間の接続方法比較

"SFP+ポート"10GbE接続する方法としては、

  1. )”10GbE-T”SFP+モジュール+CAT6ケーブル
  2. )”10GbE-SR”SFP+モジュール+OM3光ケーブル
  3. )DACケーブル

の3方法があります。

SFP+モジュールの比較

比較項目 DAC 10GbE-T 10GbE-SR 2.5GbE-T 1GbE-T
ケーブル 種別 SFP+モジュール
一体型
CAT6 OM3 CAT5e
太さ Φ4.5mm程度 Φ7.5mm程度 Φ2.0mm程度
×2本
Φ5.5mm程度
SFP+
モジュール
使用時温度 常温
(スイッチの
温度と同じ)
高温
(60~80℃程度)*2
中温
(40℃程度)
中高温
(50~60℃程度)
中温
(40℃程度)
価格 ¥2,500程度~
(ケーブル込み
¥5,000程度~
(ケーブル除く
¥3,500程度~
(ケーブル除く
¥3,000程度~
(ケーブル除く
¥2,500程度~
(ケーブル除く

このうちのDAC接続に使うDACケーブルには、

  • 内部に信号処理回路なく、消費電力が非常に低い”パッシブDAC”(最大5m)
  • 内部に信号補正回路ある、”アクティブDAC”(最大10m程度)

の2種類があります。

何れも、1GbE-T/2.5GbE-T用CAT5eケーブルよりは細いですが、CAT5eケーブルより硬いため取り回しに難のあるケーブルです😅。

ただ、光トランシーバーとケーブルを個別に買うより安価で、消費電力や遅延が少ないというメリットもあります😀。

(2)DACケーブル選定

今回は、内部に信号処理回路がない、安価な”パッシブDAC”を試して見ます。

選んだのは、”10GTek製”の”パッシブDAC”ケーブルです。¥2,298でしたので、お試しと好奇心を満たすには、お手頃なお遊び価格だと思います。

ラインナップとしては、0.5m~7mまであり、1mにしようかとも思いましたが、L3スイッチとテストフレームとの間の距離を考えて,2mの物にしました。

あまり長すぎると、試す意味がなくなりそうですし、試した後の活用方法に悩みそうですし。。。

(3)DAC接続

L3スイッチとコンピューター側のSFP+ポートにDACケーブルのSFP+モジュールをしっかりと差し込みます。

(4)動作確認&10GbE-SRとの速度比較
1.)確認用プログラムのインストール

動作確認と、10GbE-SRとの速度比較のために、今回は”iperf3”プログラムを使うことにしました。

まずは、実稼働中のファイルサーバーとM/B交換準備作業中のコンピューター、それぞれに、”pkg install iperf3”で”iperf3”をインストールしておきます。

2.)確認前準備

まず、実稼働中のファイルサーバー上で、”iperf3 -s "でサーバープログラムを実行しておきます。

3.)確認と速度比較

クライアント側で”iperf3 -c [サーバー側のIPアドレス]"で通信状況を確認します。

DAC接続

10GbE-SR接続

DAC接続でも通信は安定的にできているようです。

速度的にはDAC接続/10GbE-SR、いずれも2.35Gbit/secですので、違いません😅。

最も、”iperf3 "サーバープログラムの動いているマシンは、”2.5GbE-T×2をリングアグリゲーション(LAG)でL3スイッチと接続しているので、この部分がボトルネックになっているようです🤔。

ただ、、”iperf3 "サーバープログラムの動いているマシンはLAGと言っても、このテストでは、”2.5GbE-T”1本しか使っていないようなものですので、”2.35Gbit/sec”は”2.5GbE-T”の性能をフルに発揮させているといえるかもしれません🤔。

メインファイルサーバーは、複数のNFSクライアントにファイルサービスを行っているので(すべてのNFSクライアントは”2.5GbE-T”化を終えています。)、メインファイルサーバーを10GbE化した際は、NFSクライアント側は”2.5GbE-T”の性能をフルに発揮できそうです😀。

また、10GbE同士での接続であれば、違いが出るのかもしれません🤔。。。

テストの終わったDACケーブルは、ラック内でのSFP+同士の接続の際に有効利用しようと思います。

次回に続く

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出典・引用・備考

*1:この投稿の内容は、特定の機種並びに特定の環境での確認結果になります。
同等機種や異なる環境での動作他を保証するものではありませんので、ご留意いただけます様お願いいたします。

*2:小生は使用したことがありませんが、火傷しそうな温度になるため、ヒートシンクとミニファンを活用してモジュールの強制冷却が必要になる旨のコメントを残される方が多いようです。