思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

#6-32/UNCタップを試してみた。

これまでミリネジ(M3,M4,etc)が主だったため、インチネジ(#5-32/UNC)のタップは持っていませんでした。

外部Discユニットを改造[*1]するために、#5-32/UNCタップを試してみました【注*2

  • 稿ネタが前後している[*3]ことをお詫び申し上げます🙇‍♂️

#6-32/UNC”ネジは、3.5吋ハードディスク(HDD)の固定用や拡張スロットのボード固定用等に使われているネジになります。

"M3"と"#6-32"の比較

規格名 呼び径
(太さ)
ねじ山 主な用途
間隔 角度 下穴径
M3 3mm 0.5mm
(並目)
60度 2.6mm SSD等
#6-32
UNC(*4
#6
約3.48mm
(0.138吋)
約0.79mm
*5
60度 2.8mm 3.5吋HDD、
拡張スロット、
PCケース等

1. タップ選定

試してみたのは、”オーソドックスなストレートタップ”と”スパイラルタイプ”の2種類。

メーカーは比較的安心感を持っている”uxcell”製です😀。

2. タップ切りをしてみる

(1)下穴あけ

下穴を開ける際、ドリル径を順次大きくしていくのにチャックを使うのが僅かとは言え手間なので、電動ドリルのドリル刃ビッドセットも併せて購入(*6)。

同じ径の物を多数持つ必要はないや”と思っていたため購入していませんでしたが、
実際に使ってみると、最近は穴あけは、主として電動ドライバーで行っているため、
ドリル径を変えていくときに、サッと交換できるので、作業効率が格段に上がりました😀。

t1.5mmのアルミ端材に3か所、ポンチをして、1.5mmのドリルで穿孔しておきます。
#6-32/UNC”の下穴基準サイズはΦ2.8mmですが、
柔らかいアルミ素材なので、2か所はM3タップ切りと同じくΦ2.5mm*7)にドリルで穴を広げておきます。

残り1か所はΦ2.8mmまで広げて、”ストレートタップ”でタップ切り試してみることにしてみました😀。

(2)タップ切り
スパイラルタップの場合(写真右端)では、特に力を加える必要もなく、回すだけでタップが食い込んで、タップが切れます😀
引き抜く際も、指2本で回すだけで簡単にタップを外すことが出来ました😀。

ストレートタップの場合、上からかなり力を加えながら、回さないとタップが食い込んでくれません😰。

下穴径が、Φ2.5mm/Φ2.8いずれの場合も同じです😮‍💨。

タップ切りの後、一見すると、いずれもタップが切れているように見えますが、拡大すると、スパイラルタップで切ったネジ山より、トレートタップ切った方のネジ山の方がくなります😨。

3. 切ったネジ山の耐久テスト

以下のトルクストッパー付き電動ドライバーを使って、切ったネジ山の強度を確認してみます。

具体的には、トルクストッパードリルの回転数を高速にして、トルク目盛りを1(約3kgf-cm)から順次、トルクを強くして切ったネジ山を舐める強度確認します。

あえて、ドライバーの回転数を高速にするのは、トルクストッパーが機能した際に、ネジ山に応力を加えるためです🧑‍🔬

ストレートタップの場合、トルク目盛り1(約3kgf-cm)でネジ山を舐めてしまいました😵。

ネジ山が低いので、強度が低くなった結果だと思います。

スパイラルタップの場合、トルク目盛り5(約8.7kgf-cm)でまでは、問題なくネジを締めることが出来ました😀。
トルク目盛り7(約11.1kgf-cm)にしたところネジ山を舐めてしまいました😅。

タップの食い込み具合が異なることで、ネジ山の高さが変わり、切ったネジの強度に差が出たと考えております。

見つける事が出来ていませんが、”#6-32/UNC”の中タップを使った場合には、ネジ山を切る場合に食い込み具合が異なり、結果は異なるかもしれません😅。

とりあえず、”ストレートタップ”はお蔵行にして😅、”#6-32/UNC”については、”スパイラルタップ”を使っていこうと思います😀。

 

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出典・引用・備考

*1:

*2:この投稿の内容は、特定の機種並びに特定の環境での確認結果になります。
同等機種や異なる環境での動作他を保証するものではありませんので、ご留意いただけます様お願いいたします。

*3:

*4:ユニファイ並目(Coarse)ネジ

*5:=1吋(25.4mm)/32山

*6:間違えて2セット購入してしまいましたが😵、ドリル刃はある意味消耗品なので🤔、ヨシとしてしまいました😅。

*7:M3の場合、基準下穴径はΦ2.6mmですが、小生はΦ2.5mmにしています。