思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

ハンダ吸引機を試してみる

SATA TX/RXクロスアダプタを制作[*1,*2]していますが、作る数がそれなりにある中、手動式のハンダ吸引機では意外と時間がかかります。

そこで、ハンダ吸引機を試してみることにしました。【注*3

  • 小生の健忘禄、兼作業記録になっていますことをお詫び申し上げます🙇‍♂️

1. 選定したハンダ吸引機

少し高めでしたが、ノズルが多数付属していたことから、こちらを最初に購入しました。

実際使ってみると、ハンダ吸引機は、吸引時の反動が、少々、大きく、吸引した位置からノズル位置がずれてしまことが度々ありました😅。

そこで、安いものと比較しようと思い、別途、こちらも購入して比較してみることにしました😀。

2. 基本仕様比較

(1)取扱説明書
ーカーは違いますが、付属している説明書は、A5サイズ片面印刷の全く同じものでした。
表記言語は、簡体字の中国語と英語だけです。

一応、英語でも記載されていますが、中国人が日本語を書いたときみたいな微妙な感じで、英語もちょっと微妙な誤表記・スペルミスが😅。。

それでも、英語の説明文で、何とか言いたいことは分かる内容にはなっています😅。

(2)機能仕様整理
  zmart製

写真引用元[*4
HEIYE製

写真引用元[*5
動作電圧 100V 100V
交換用予備ヒーター 付属 無し
プラグ プラグタイプ Cタイプ
(EU仕様)
Aタイプ
(日本/米国)
プラグアダプタ 付属 無し
ノズル 付属個数 10個 4個
クリーニングパーツ 2本(太、細) 1本(細)
保管用箱 無し 有り
説明書 中国語/英語 中国語/英語

 

外観は、HEIYE製の本体約Φ32mmに対して、zmart製は一回り太い42mmです。
(3)動作原理
a)zmart製
通常は、内部に固定されている”スプリング”で”吸引部(蛇腹状のゴム)”は縮んでいます。

吸引スイッチを押すと、磁力で鉄心が引き込まれて”吸引部(蛇腹状のゴム)”が一気に膨らみ、先端ノズルからハンダを吸い込む構造です。

吸引駆動用の鉄心は約Φ12mmです。

b)HEIYE製
HEIYE製も動作原理はzmart製と同じです。

違いは、”スプリング”が”吸引部(蛇腹状のゴム)側に固定されている事です。

吸引部(蛇腹状のゴム)”膨張用の鉄心は、若干、細く、約Φ10mmで、zmart製より細いため、吸引力に差が出ます。

3. 機能/性能比較

(1)内部清掃方法
”本体”に”ヒーター・吸引部”を固定しているノブ(写真緑色枠部分)を回すと、ヒーター・吸引部”を本体から分離することが出来ます。
a)zmart製
zmart製は、先端分を外すと、”吸引部”内部にアクセスできるので、たまったハンダ屑を使用済み歯ブラシなどで落として、捨てれば内部の清掃は完了です。

”ヒーター・吸引部”のパイプが”吸引部(蛇腹状のゴム)”側に若干飛び出ているせいか、”ヒーター・吸引部”側の金属プレートへのハンダ付着はありません。

b)HEIYE製
HEIYE製もzmart製と同じく、先端分を外すと、”吸引部”内部にアクセスできるので、たまったハンダ屑を使用済み歯ブラシなどで落として、捨てれば内部の清掃は完了です。

”ヒーター・吸引部”のパイプが金属プレートとフラットな構造のせいか、金属プレートへのハンダ付着はzmart製よりかなり多い感じがします🤔。

(2)プラグ
zmart製のプラグは”Cタイプ(EU仕様)”、HEIYE製のプラグは”Aタイプ(日本/米国)”です。

zmart製は付属で、”Cタイプ”から”Aタイプ(日本/米国)”に変換するアダプタが付属していますが、かなり抜けやすいです😢。

実際には、付属しているプラグアダプタは、"Cタイプ"よりもプラグピンが太めの”SEタイプ”から”Aタイプ”に変換するアダプタのような感じがします。

まともな、プラグアダプタを追加で購入るか、プラグAタイプ自分で交換する必要がありそうです😢。

HEIYE製は”Aタイプ(日本/米国)”なので、問題なく日本のコンセントに刺すことが出来ます😀。

(3)吸引力

HEIYE製に比べて、zmart製が一回り大きく電磁石の巻き数が多く磁力が強いためか、鉄心が若干太めのため、吸引力は高い感じです。

(4)吸引時反動

zmart製は、本体径も太く、駆動用鉄心も太いせいか、吸引時の反動が、少々、大きく、吸引したい位置からノズル位置がずれてしまことが度々あります。

HEIYE製に比べて、電磁気機動力が低めのせいか、吸引時の反動はそれほど感じませんので、吸引したい位置からノズル位置がずれることはありませんでした。

(5)ノズル
HEIYE製は、本体に装着させれていたものも含めると、口径4種が各1個が付属しています。

zmart製は、同じく口径は4種類。最小口径と最大口径が各2個と、中口径2種が各3個付属しています。

ためにし、相互にノズルを付けてみたら、お互いにつけることが出来て、動作にも問題ありませんでした。

ノズルが規格化されているわけではなく、両者とも単に同じ町工場?に同じ仕様で、金属部品を発注しているだけのような気はしますが🤔。。。。

4. 結局。。。

それぞれ一長一短があります。

信号線のハンダ吸引に際しては、zmart製は吸引時の反動が大きすぎて、位置がずれてしまい、吸引しにくいです。

ただし、パーツを基盤に固定する部分は、ハンダ量が多く、信号線部分よりピン長さが長いこともあり、反動が大きくても位置がずれないので、吸引力の強い方が使いやすいです。

HEIYE製は、吸引力は劣るものの、吸引時の反動少ない分だけ、吸引した場所からの位置ずれが起きにくいので、信号線のハンダ吸引には使いやすい。

結局、適材適所的に両方を使い分けています😀。

 

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出典・引用・備考

*1:

*2:

*3:この投稿の内容は、特定の機種並びに特定の環境での確認結果になります。同等機種や異なる環境での動作他を保証するものではありませんので、ご留意いただけます様お願いいたします。

*4:"zmart LUXIANZI 30W はんだ除去機 2IN1 電気はんだごて"、https://www.amazon.co.jp/dp/B0FRRSDV5X?tag=gedankenexper-22&linkCode=osi&th=1&psc=1、最終閲覧日:2026年4月17日

*5:"はんだ吸盤、電気はんだ吸盤、3つのはんだ吸引ノズル付き自動はんだ吸い取りポンプ"、https://www.amazon.co.jp/dp/B0CY89JZBV?tag=gedankenexper-22&linkCode=osi&th=1&psc=1、最終閲覧日:2026年4月17日