思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

外部Discユニットとの接続を"eSATA"から"SAS"に変更(2):外部ユニット用SFF-8644マウンタ制作

前回、メインファイルサーバーにSASポートを増設しましたので[*1][*2]、今回は、外部DiscユニットのeSATAポートをSASポートに変更しようと思います。【注*3

  • 小生の健忘禄、兼作業記録になっていますことをお詫び申し上げます🙇‍♂️
サーバー本体側にはSFF-8088なSASポートを増設しましたが、外部Discユニット側はeSATAからSFF-8644なSASポートに変更しようと思います😀。

外部Discユニット側をあえて、SFF-8644にしたわけではありません😅。

本当は、SFF-8644の方が若干高めなので、SFF-8088に統一したかったのですが、
SFF-8088/SFF-8088なケーブルで適当なものが見つけきれなかったため、外部Discユニット側をSFF-8644にしただけの話です😅。

1. 外部Discユニット(アーカイブユニット)用SFF-8644マウンタ制作

(1)SFF-8643/SFF-8644アダプタ

メイン・サブのアーカイブユニットにはSFF-8643/SFF-8644変換アダプタはこちらを選択しました。

こちらのパーツも、拡張スロットに取り付けるのが前提になったパーツです😅。

使っている、外部エンクロージャにはそもそも拡張スロットはありません。

ただし、古いレガシーなSCSI用エンクロージャーなので、レガシーなSCSI用アンフェノール50ピンメスコネクタ取付穴が元々あります。

そこで、この穴にSFF-8643/SFF-8644変換アダプタを固定するための取り付け用プレートをプチ金属加工工作で制作する事にします。

今回は、メイン・サブのアーカイブユニットの2台用に2個同時に作ります。

(2)SAS変換アダプタと取り付け穴のサイズ確認

SFF-8644コネクタは、SFF-8088コネクタに比べて、幅は狭いですが、高さは高いです。

取り付けプレートを作り始める前に、加工手順を考えるために、”SFF-8644コネクタの高さ”と、”アンフェノール50ピンメスコネクタ取付穴高さ”を確認しておきます。

”アンフェノール50ピンメスコネクタ取付穴高さ”は13.85mm、
SFF-8644コネクタの高さ”は12.08mm、
でした。

差は2mm程度しかありませんので、ファイルサーバー側のSFF-8088取り付けプレート制作手順と同じやり方をすると、小生の加工精度の問題から干渉が大きくなり手間取りそうです😅。

そこで、制作手順を変えて、SAS変換アダプタ取り付けプレートを作っていきます🤔。

(3)SAS変換アダプタ取り付けプレートの制作

SFF-8644コネクタは高さがありますので、SFF-8644コネクタの飛び出し部分は、取り付けプレートに穴をあけるのではなく、コの字型にカットする事にします😀。

アンフェノール50pin取り付け穴プレートをメジャー代わりにLアングルに2個分の切り出し位置をマーキングします。

切り出しには、再びこのミニテーブルソー[*4]を使います。

お試しで買ってみたこのミニテーブルソー、お値段のわりに結構、金属・木材・プラの各種工作でかなり重宝しています😀。

マジックでマーキングした位置にポンチで凹みを付けます。
凹みのついた部分に軽く”タップ&ドリルオイル”を塗っておきます。

タップ&ドリルオイル”を活用することで、切りやすくなるだけでなく、刃が長持ちします😀。

テーブルソーでアルミLアングルを2本切り出します。
”Lアングルの基盤取り付け面”と”SFF-8643/SFF-8644変換”をスペーサーで挟んで、”SFF-8644”コネクタの高さ位置をノギスで測ります。

今回はこちらのノギスを使いました(*5)。

SK11の工具/道具は、お値段のわりに結構しっかりしているので、結構気に入っています😀。

今回使う素材は柔らかいアルミですので、ノギスをアルミの端から端まで表面に当てて引くと、ノギスの先端で簡単に傷をつけることが出来ます。
Lアングルの端から端まで、うっすらと傷がついているので、”SFF-8644”コネクタの下端位置を軽く墨だししておきます。
”SFF-8644”コネクタの幅を確認しておきます。
Lアングルの中心にケガキをしておきます。
SFF-8644コネクタの幅に合わせて、中心線から左右11.5mmの位置にケガキ線を引き、カットする部分をマジックで分かりやすくしておきます。

カットする隅は、ドリルで穴を開けておいて、糸鋸を通しやすくしておきます。

2墨の内側1.0mmの部分をポンチでしっかりマーキングしておきます(*6)。
タップ&ドリルオイル”をポンチ部分にたらし、Φ1.0mmのドリルで下穴を開けた後、Φ2.0mmのドリルで穴を広げます。
メインとサブの外部Discユニット用を作りますので、2個同時に作っていきます。
テーブルソーと糸鋸でコの字型に切り抜きます。
この時も”タップ&ドリルオイル”を活用すると、切りやすくなります。
平ヤスリで削りながら、”SFF-8644コネクタ”がぴったりと収まるようにカット部分の幅と深さを調整して、切断面を整形していきます。
変換基盤をスペーサーをかませて、Lアングルにはめ込み、クランプで軽く固定します。

基盤の取り付け穴に、Φ3.0mmのドリル刃を差し込み、アルミに軽く傷をつけた後、傷の部分をポンチでしっかりと穴あけ位置をマーキングしておきます。

ポンチでマーキングした部分に”タップ&ドリルオイル”を1~2滴ほど付けます。
まず、Φ1.0mmのドリルで下穴を開けた後、Φ2.4mmのドリルで穿孔します。
M3中タップ(*7)でタップを切ります。

基盤をLアングルに借り固定する前に、Lアングルを中性洗剤でよく洗って、アルミについている”タップ&ドリルオイル”をしっかりと落としておきます。

”SFF-8644/SFF-8643変換基盤”をスペーサー挟んでM3ネジで仮固定しておきます。

”SFF-8644取り付けプレート”を外部Discユニットのアンフェノール50ピン用穴に入れ、縦位置をマジックでマーキングしておきます。
現物合わせでマーキングした”アンフェノール50ピン用穴”の縦位置を定規でケガキます。
アンフェノール50ピンハーフピッチ変換用プレートをテンプレート代わりに、”アンフェノール50ピン用穴”横位置をマーキングします。
L定規を使って、横位置のケガキ線を書きます。
縦横2本のケガキ線の交点をポンチでしっかりとマーキングします。
ポンチで後を付けた部分に”タップ&ドリルオイル”を塗っておきます。。
Φ1.0mmのドリルで下穴を開けた後、Φ2.5mmのドリルで穴を広げます。
Φ2.5mmの穴に”タップ&ドリルオイル”を軽く流し込みます
M3中タップでタップを切ります。

タップ切が終わったら、中性洗剤で洗い、”タップ&ドリルオイル”をしっかりと落とします。

洗った後は水分が残らないようにしっかりと拭いて乾かします。

SFF-8644基盤とマウンタを、スペーサーを挟んでM3ネジでしっかりと組み立てます。

2. SAS(SFF-8644)コネクタを外部Discユニットに取り付け

(1)メイン外部Discユニット

M3ネジで、外部Discユニットのアンフェノール50ピンメスコネクタ取付穴に取り付けます。

(2)サブ外部Discユニット
事前の確認不足により、サブの外部Discユニットでは、アンフェノール50ピン用穴の位置が低く、ユニット内の電源と干渉してしまいました😵。

サブの外部Discユニットへの””SFF-8644取り付けプレート”の取り付けには、一工夫とケース本体の加工が必要になりました🤔。

 

次回に続く

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出典・引用・備考

*1:

*2:

*3:この投稿の内容は、特定の機種並びに特定の環境での確認結果になります。同等機種や異なる環境での動作他を保証するものではありませんので、ご留意いただけます様お願いいたします。

*4:

*5:何十年とアナログなノギスを使ってきましたが、最近、(歳のせい?か)アナログな目盛りの読み取りミスが増えてきたので😅、すっかりデジタルノギスを常用するようになってしまいました。😀

*6:小生は、カット位置を明確にしていないと、時々、誤った場所を切り始める/切ってしまうことがあります😅。

*7:今回のように、アルミ板にタップを切る場合、中タップだと、先端が細くなっている(タップ長さの真ん中でネジを切ってくれる)ので、回すだけでタップが食い込んでいってくれるので、タップ切が楽です。