思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

外部Discユニットとの接続を"eSATA"から"SAS"に変更(1):サーバーにSASポートを増設[1]

メインファイルサーバーと外部エンクロージャー(複数のBluRayドライブを収めたアーカイブユニット)は、これまで、3本のeSATAケーブルで接続してきましたが、動作が最近ちょっと不安定なことがあります。

eSATAケーブルを抜き差しすると改善することがあるので、接触不良を起こし始めている感じがするため、3本のeSATAケーブルを1本のSASケーブルで接続する事にしました。【注*1

  • 小生の健忘禄、兼作業記録になっていますことをお詫び申し上げます🙇‍♂️

eSATAコネクタは安い分だけあって、メス側のロック機能が簡易的なだけでなく、テンションがかかると破損して、接触不良を起こすことがあるような気がします。(*2*3)。

eSATAケーブルにはシールドはありませんが、SASケーブルにはシールドがある他、SASケーブルはSATAケーブルとしても使えます😀。

また、SASケーブルは4レーン(チャンネル)分あるので、1本のケーブルでSATA機器を4台接続できますので、ファイルサーバーと外部Discユニットとの間に何本もケーブルを配線する必要がありません。

そこで、外部アーカイブDiscユニットとの接続をeSATAケーブル×3から、SASケーブル×1に変更する事にしました😀。

1. メインファイルサーバーにSASポートを増設

(1)SFF-8087/SFF-8088変換アダプタの準備

メインファイルサーバー側のSFF-8087/SFF-8088変換アダプタはこちらを利用しました。

ただし、このパーツは、拡張スロットに取り付けるのが前提になったパーツです😅。

拡張スロットは出来るだけつぶしたくありません🤔。

幸い、拙宅でメインファイルサーバーケース(*4*5)にはレガシーなSCSI用アンフェノール50ピンメスコネクタ取付穴があるので、この穴にSFF-8087/SFF-8088変換アダプタを固定するための取り付け用プレートをプチ金属加工工作で制作する事にしました。

(2)SAS変換アダプタ取り付けプレートとの制作

今回は、材料として手持ちストックのアルミ製Lアングルをつかました。

レガシーなSCSI用アンフェノール50ピンメスコネクタ取付穴にアンフェノール50ピンハーフピッチメスコネクタを取り付けるための変換プレートをテンプレート代わりに準備します😀。
変換プレートをLアングルにマスキングテープで止めてサーバーケースへのネジ穴位置と幅のの墨だしを行います。
Lアングルの切り取り位置と、取り付け穴のネジ穴位置をマーキングしておきます。
マーキング取り付け穴のネジ穴位置にポンチで、穴あけ位置にくぼみをつけておきます。
まずは、穴あけ位置のずれが小さくなるように、Φ1mmのドリルで下穴をあけておきます(*6)。
比較的柔らかいアルミ素材なので、Φ2.6mm(*7)ではなく、Φ2.4mmのドリルで下穴を広げる(*8,(*9))。
Φ4mmぐらいののドリル刃で裏表共にバリを取っておきます。
M3タップでタップを切ります(*10)。

アングルから取り付けプレートをこのミニテーブルソー[*11]を使って切り出します。

切り出した後は、切り出し面をヤスリでバリを取って、指先などにケガをしないようにしておきます。

拙宅のメインファイルサーバーケースには古いだけあって、目隠しのついたアンフェノール50ピンメスコネクタ取付穴があります。
取付穴のカバーをマイナスドライバーでこじ開けて、曲げを繰り返すと、目隠しを固定している部分が弾性疲労で簡単に外れるので、目隠しを外してしまいます😀。
M3ネジを使って、メインファイルサーバーのレガシーなSCSI用アンフェノール50ピンメスコネクタ取付穴に仮取り付けを行い、無理なく取りけられるか加工精度/ケース内部との干渉を確認しておきます。
SFF-8087コネクタがケースと干渉しないように加工するために、現物合わせで、マジックを使ってマーキングしておきます。

SFF-8088コネクタを飛び出させる位置にケガキ線を引き、各角から1.3mm内側に穴あけ位置をポンチでしるしをつけます。

ポンチの位置をまずはΦ1.0mmのドリルで穴をあけ、Φ2.5mmのドリルで穴を広げて置きます。

作業台にLアングルを固定して、穴の間を糸鋸でカットしていきます。
SFF-8088コネクタを飛びだし穴が開いたら、カットした部分をヤスリで整え、バリも取っておきます。

SFF-8087/SFF-8088変換基盤が開けた穴に収まるか確認しておきます。

綺麗に入らない場合は、ヤスリで少しずつ角穴を広げていきます。

現物合わせでLアングルに固定する穴をマーキングするために、Lアングルと基盤をクランプで軽く止めておきます。
基盤の取り付け穴に、Φ3mmのドリルを差し込んで、金槌で軽くたたいて穴あけ位置をマーキングします。
ドリルの先端でついた穴あけ位置の傷を、ドリル刃が滑らないようにポンチでしっかりマーキングします。
若干の遊びを持たせるために、Φ3.5mmのドリルで穴をあけます。

若干、SFF-8088の穴位置が若干低かったので、上方向にヤスリで削って、高さを調整しました😅。

手持ちのスペーサをかまして、M3ビスとナットで固定。

M3ビスとナットで2か所を固定して、LアングルとSFF-8087/SFF-8088変換基盤を一体化します。

基盤面には基盤保護を目的に、念のためにワッシャーをかましておくことにしました。

一応、内部のSATAポートを外部にSFF-8088として引き出すためのパーツが出来ました。

次回に続く

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出典・引用・備考

*1:この投稿の内容は、特定の機種並びに特定の環境での確認結果になります。
同等機種や異なる環境での動作他を保証するものではありませんので、ご留意いただけます様お願いいたします。

*2:eSATAが廃れつつあるの気がするのは、このせいかもしれません😅。

*3:過去に一度、eSATAコネクタのオス側の一部が欠けて、メス側内部に残ったままになり、難儀したことがあります😅。

*4:かなり古いケースで、30年近く使っています。

*5:
最近では多数の5吋ベイを持っているケースはほとんどなく、ちっとググって見つけたのは、こちらぐらいでしょうか。

少々高いですが、良い/しっくりくるケースを選択すると(単なる鉄の塊ですので、)長期間利用できるので、自作派の方にとっては投資の価値のあるものではないかと思っています。

こちらでは、ネットポートなどの各種I/F用の穴は背面に無いようです。

*6:穴あけ時は、”ドリル・タップオイルを使うと、ドリル刃が長持ちするだけでなく、スムーズに穴あけが出来ます。”

*7:真鍮などの比較的硬い素材の場合、M3タップの標準的な下穴径はΦ2.6mmになります。

*8:アルミ素材にΦ2.6mmで下穴をあけると、タップ切りの際にタップでネジ山をなめやすくなります。

*9:穴あけ時は、”ドリル・タップオイルを使うと、ドリル刃が長持ちするだけでなく、スムーズに穴あけが出来ます。😀”

*10:タップ切り時は、”ドリル・タップオイルを使うと、タップが長持ちするだけでなく、スムーズにタップが切れ、切った後にタップを抜く際にネジ山をなめにくくなります。

*11: