【FreeBSD13.5】メインファイルサーバーのフルメンテナンス（8）：ホーム領域回復［7］マウントポイントの復元

飛ばしたzfs/pool1に含まれていた”ファイルシステム領域”のサルベージが終了しましたので、新しいzfs/poolのファイルシステム領域”のマウントポイントを変更します。【注*1】

• 小生の健忘禄、兼作業記録になっていますことをお詫び申し上げます🙇‍♂️

0.　システムの再起動

” zpool import -XF -m -f  -o readonly=on pool1”でインポートしていた、飛ばした”zfs/pool1”のインポートを解除します。

”zpool export”で解除する手もありますが、飛ばした”zfs/pool1”の情報をシステム上から完全に消すために、システムを再起動しておきます。

root@mainsv:#  reboot

 

1.　新ホーム領域のマウント先変更

まずは、新ホーム領域のマウント先を変更します。

root@mainsv:# zfs umount /pooln0/myshare/Home	;	。
root@mainsv:# zfs set mountpoint=/myshare/Home pooln0/myshare/Home	;	。
root@mainsv:# zfs mount pooln0/myshare/Home	;	。
root@mainsv:# df	;	。

2.　その他”ファイルシステム領域”のマウント先変更

新しいzfs/poolにサルベージした、その他”ファイルシステム領域”のマウントポイントも変更しておきます。

なお、その他”ファイルシステム領域”のマウントポイント変更に際しては、浅い階層からマウントポイントを変更していきます。

root@mainsv:# zfs umount /pooln0/myshare/Share/	;	。
root@mainsv:# zfs set mountpoint=/myshare/Share/ pooln0/myshare/Share/	;	。
root@mainsv:# zfs mount pooln0/myshare/Share/	;	。

root@mainsv:# zfs umount /pooln0/myshare/Share/DataBank	;	。
root@mainsv:# zfs set mountpoint=/myshare/Share/DataBank pooln0/myshare/Share/DataBank	;	。
root@mainsv:# zfs mount pooln0/myshare/Share/DataBank	;	。
root@mainsv:# df	;	。
	;	。
root@mainsv:# zfs umount /pooln0/myshare/Share/DataBase	;	。
[..]	;	。

すべてのマウントポイントを復元しので、NFSサーバーサービスをメインファイルサーバーに変更したいところですが、この後もまだ作業があるため、再起動が必要になります。

不用意にNFSサービスサーバー（メインファイルサーバー）を再起動すると、NFSマウントしているクライアントの動きが不安定になる事があるため😅、NFSサービスサーバーの変更は最後に行います😀。

【次回に続く予定】

出典・引用・備考

*1:この投稿の内容は、特定の機種並びに特定の環境での確認結果になります。同等機種や異なる環境での動作他を保証するものではありませんので、ご留意いただけます様お願いいたします。