思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

【お家でADドメイン】ドメイン名を変更する(8)「クライアントの設定変更[3]:Windows11のFQDN変更」

Windows11もWindows10とやり方は同じですが、今回は、コンピューターのフルコンピューター名(ドメイン名:FQDN)は先に変更しておきます。【注*1

ドメインメンバーWindowsパソコンは、ActiveDirectory(AD)ドメインに個別に参加させる必要があり(*2)、
ドメイン参加時には、一旦、FQDNの変更を行い、再起動後にADドメインに参加させる必要があります、

また、すでにADドメインコントローラ(AD-DC)に登録されているホストは、DNS他の一括登録時に、エラーで登録が途中で止まってしまうことがあるので、
Windows11(10)は、コンピューターのドメイン名(FQDN)とワークグループ名を、あらかじめ変更しておきます。

  • 小生の振り返り、作業記録のため、過去投稿[*3]と被る部分が多々ありますが、ご容赦頂ければ幸いです🙇‍♂️。

1. Windows11パソコンの”FQDNと”ワークグループ”への変更

1)”FQDNと”ワークグループ”への変更

まずは、”FQDN”を新AD-DCと同じにするとともに、参加しているグループを”ドメイン”から”ワークグループ”に変更しておきます。

パソコンを新ADドメインに参加させる前に、旧ADドメインから抜けておかないと、新ADドメイン参加時の”ドメイン名”にFQDNを指定する必要があります。

ナビゲーション
(Windows10)

設定(歯車アイコン)システム
バージョン情報
システムの詳細設定コンピュータ名

【変更】ボタンをクリック。
【詳細】ボタンをクリック。
DNSサフィックス”として、AD-DCと同じものを設定して、【OK】をクリック。
”所属するグループ”のトルグボタンを”ワークグループ”に変更して、ワークグループ名を入力。
とりあえず、新ADドメイン名にしておきます。
”所属するグループの変更には管理者権限が必要”な旨、ウィンドウがポップアップするので、【OK】をクリック。
ローカルの”Adoministorator”アカウントと、”パスワード”を入力。
”ワークグループへようこそ”のウインドウがポップアップする、【OK】をクリック。
”変更を反映させるためには再起動が必要”の旨、ウィンドウがポップアップするので、【OK】をクリック。
【今すぐ再起動する】をクリックして、再起動します。

【次回に続く予定】

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出典・引用・備考

*1:この投稿の内容は、特定の機種並びに特定の環境での確認結果になります。
同等機種や異なる環境での動作他を保証するものではありませんので、ご留意いただけます様お願いいたします。

*2:AD-DCに認証を任せているFreeBSD/Linuxも同じですが。。。

*3: