ラックへの供給電源を落とすと、宅内のすべてのネットワークが使えなくなるため、長時間、ラックへの電源供給を停止することが出来ません(*1)。
このため、前回[*2]はPDU”もどき”を付けただけで、電源ケーブル2本は床に這わせた状態になっています。
ケーブルを床に置いたままでは、ラックを定位置に戻す際に、キャスターでケーブルを踏んだりして危険です。
そこで、今回は、電源タップのケーブルを空中保持に変更して、整理する事にしました。【注*3】
1. 余剰ケーブルの処理
PDU”もどき”を付けた時に使った電源タップのケーブル長は同じですので、
ラックから2本のケーブルのプラグまでの長さを合わせると、ラック下側につけた電源タップのケーブルに余りがでます😅。
余ったケーブルを整理しておかないと、LANケーブルなどと絡んでしまいますので、ケーブル類を整理している意味がなくなってしまいます。
そこで、余剰ケーブルの整理は前に行った作法[*4]と同様のやり方で、電源ケーブル1本の余剰分をラック背面に固定しておくことにします。

コードと違いケーブルには保護用外被膜(シース)があるとは言え(*5)、結束バンドでケーブルを強く締めめすぎると、折角の保護用外被膜を傷つけてしまい、絶縁性能を弱めてしまいます😅。

纏めた部分の片側をラック部分に固定しただけだと、余剰分に他のケーブルと絡んでしまう事がありますので、ラック側に結束バンド固定ベースで固定しておきます。

余剰分側もスパイラルケーブルを撒いた上から、結束バンドで軽く締めて固定します😀。
2. ケーブルの空中保持
ケーブルの空中保持方法は、前に行った方法[*6]を踏襲します。

最終的には壁側に他のケーブルを整理する場合に取り回しを考えて、再施工しようと思います😀。
出典・引用・備考
*1:インターネット利用他どころか、ケーブルテレビのVODも見れなくなってしまいます😅。
*2:
*3:この投稿の内容は、特定の機種並びに特定の環境での確認結果になります。同等機種や異なる環境での動作他を保証するものではありませんので、ご留意いただけます様お願いいたします。
*4:
*5:本投稿では、
- 導体(電線)を絶縁皮膜で覆っただけの物を”コード(絶縁電線)”
- 絶縁電線を複数束ねてシース(保護用外被膜)で保護したものを”ケーブル”
と、用語を使い分けております。
*6:
*7:写真中、太いオレンジ色の物が、耐荷重2kgの工具落下防止用のリードです。
*8:購入したあとの折り曲げ癖取りが甘くて、パッケージ化された時の折り曲げ癖が取り切れていない状態ですが😅。。。