思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

【FreeBSD13.4】ファイルサーバーのメンテ(15):HDDアクセスLEDの改造、再び

”アクセス信号ジャンパー”が出ているホストバスアダプタ(HBA)を導入したのに、動作状況を示すLEDを追加でケースに取り付けないのではもったいないですし、
アクセス信号ジャンパー”が出ているHBAを購入した意味がありません。

RGBなLEDではアイデア倒れに終わりましたので[*1](*2)、今回はオーソドックなやり方でHDDアクセスLEDを増やしたいと思います。【注*3

1. LEDユニット制作

(1)使用LED
ストックパーツを確認したところ、オーソドックスな5mm砲弾型赤色LEDがあったので、これを利用する事にしました(*4)。
まずは、LEDを元のHDDアクセスLEDの位置にはめてみて、固定具合を確認します。
(2)基盤製作
3連のLEDモジュールを作るために、手持ちの基盤の中にあった、蛇の目基盤の端材を活用します。
3連LED分を糸鋸で切り出します。
(3)アタリ確認
1個だけLEDをはめた基盤を、フロントパネルに仮止めしてみます。
アタリ具合/LED固定爪が機能するか確認。問題はなさそうです。
(4)基盤へのLED取付とアタリ確認
とりあえず、LEDのリード線の内、1本のみを蛇の目基盤にハンダ付けします。
LEDを仮止めした基盤を、ケースのHDDアクセスLED部分に当てて、固定爪で固定できそうか/PowerLEDと干渉しないかを確認しておきます。
(5)PCケースメインパネルの加工
追加LED用の穴あけ位置に決める為に、まずは、メインパネルにマスキングテープを貼ります。

元々のHDDアクセスLEDの中心から5mm(*5)の位置に穴あけ位置をポンチ。

1mmのドリルで穴あけ位置を確定させてから、5mmアクリル板用ドリル刃で穿孔します。
3連LED基盤を仮止めして、はまり具合を確認します。
(6)基盤へのリード線取付
使うリード線はアイデア倒れで終わった”3色LED利用HDDアクセスLED作成[*6]”で作ったLEDユニットのリード線を流用しました(*7)。
ピンケーブルをアクセスLEDユニットにハンダ付けします。
基盤側は熱収縮チューブで絶縁と保護をしておきます。

2.組み込みと動作確認

(1)組み込み

ケース側のメインパネルに組み込んで、ケースに固定してみます。

問題ないようです。

(2)動作確認

コンピューターを起動し、HDDアクセスLEDを確認します。

右から、M/BのHDDアクセス、HBAの1本目のHDD、HBAの2本目HDD。何れも点灯しましたので問題ありません。

これでやっとケースの蓋を閉じることが出来ます。
あとは、ソフト的な各種設定を行って本運用に。

【次回に続く予定】

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 IT技術ブログへ

出典・引用・備考

*1:

*2:後から考えると、コンピュータ内部は”負論理”で動いているので、カソードコモンではなく、アノードコモンなLEDを使う必要があった気がしてきてはいますが。。。。😅

*3:この投稿の内容は、特定の機種並びに特定の環境での確認結果になります。
同等機種や異なる環境での動作他を保証するものではありませんので、ご留意いただけます様お願いいたします。

*4:というよりも、単色5mm砲弾LEDはこれしかストックがありませんでした😅。
他は2色以上/マイコン内蔵型か、3mmばかりでして。。。😅

*5:LEDは、蛇の目基盤の穴を一つ開けてを取り付けているので、穴ピッチ2.54mm(0.1インチ)×2=5.08mm≒5mmにしています。

*6:

*7:作成したピンコードがもったいないのと、ピンプラグを新しく加工するのがめんどくさかっただけですが😅。