思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

【LAN】プチ改修で、WiFiルーターをインターネットに近づける

拙宅では、ブロードバンドルーターとWiFiルーターは離れたところに設置しています。

ネットワーク管理のため、マネージスイッチの追加や配線替えをしてきたところ、WiFiルーターがネットワークの最下層になってしまいましたので、
ネットワークのプチ改修でWiFiルーターを、ネットワーク的にインターネットに近いところに配置しようと思います

【注*1

1.宅内有線LANのプチ改修

(1)プチ改修の目的

当初は、WiFiルーター(@リビング)は、ブロードバンドルーター(@書斎)と直接つなげていたのですが😀、
リビングでネットに接続する機器が増えたため、ブロードバントルーター(L3)から複数段の(L2マネージスイッチ)を経由してインターネットと通信することになってしまいました😅。

壁に埋まっているフレキ管(PF管)は、サイズ・本数・収容ケーブル数の制約から、リビングへの配管を増やすのは難しい状態ですが、
何とかブロードバンドルーターとWiFiルーターをネットワーク的に近くに配置したいと思います。

(2)LANケーブル規格は。。

思い出したのが、イーサーネットケーブルの規格。

イーサーネット(LAN)は、2本のツイストケーブルが4組(ペア)で構成されていて、100Mbpsまでは、2組(ペア)しか使っていません(*2*3*4

(3)スプリッター準備

そこで、2ペアは通常の通信に利用されているので、使われていない残りの2ペアを副回線にすれば、LANケーブルを追加で敷設する必要がありません(1本のLANケーブルで2回線敷設出来ます😀。)。

やり方としては、既設のケーブルの両端にスプリッタをかませれば済みます😀。

スプリッタはモジュラージャックが6個あれば、簡単に作れますが、
Amazonのタイムセールでスプリッター2個組が1,000円程になっていました(*5)。

モジュラージャックは1個500円ぐらいからですので、1,000円程度であれば、既製品を使う方が、自作するより安く済みます。

というわけで、今回は下記を調達。

フラットな短尺Cat5Eが付いてきますが、このケーブルは鉄道模型関係で活用(*6)することにし、
短尺のパッチケーブルを別途、作ります。

混乱しない様に、主・副回線を別の色で分類することにします😀。
手持ちのバルクケーブルと余っている短尺のCat5Eケーブルで、20cm程のパッチケーブル4本(2組×2本)を加工。

2.設置

リビング側と書斎にスプリッターを設置。

主・副回線をL2スマートスイッチとブロードバンドL3ルーターに接続し、
LinkUp・インターネット接続を確認して、
プチ改修は完了😀。

 

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出典・引用・備考

*1:この投稿の内容は、特定の機種並びに特定の環境での確認結果になります。
同等機種や異なる環境での動作他を保証するものではありませんので、ご留意いただけます様お願いいたします。

*2:イーサーネットで末端の機器に電気を送る際には、この使っていない残りの2ペアを活用しています😀。

*3:レガシーなスプリッターは、4ペア全てを使う1GbEには対応していません

*4:今回は、経路整理を目的としていますので、速度低下を受容する事にしました😅。

*5:少し前から、目を付けてはいたのですが。😅。

*6:お座敷レイアいうとの仮設レイアアウトライブカメラ関係で、フラットなCat5Eケーブルが欲しかったので、ちょうどよかったです😀。