ホストバスアダプタ(HBA)に接続したハードディスク(HDD)のアクセス状態は、マザーボード(M/B)のHDDアクセスLED用ヘッダーに接続した、LEDでは判りません😑。
HBAに接続したHDDのアクセス状況が、視覚的に判別できると何かと便利です😀。
そこで😀、手持ちのパーツを使って、PCケースのHDDアクセスLEDを改造することにしました。【注*1】
1.HBAの確認
RocketRAID620(RR620)の場合、基板上にピンヘーダが出ていますが、どのピンが何の出力が、資料が見当たらくなったので、よく解りません😅。
なんとなく、”A1”が”アクセス”、”F1”が”エラー”の出力なような気がします😅(*2)。


あたりを付けたので、確認してみます。
HBAに接続したHDDに”書き込み”を行います(*4)
2.HDDアクセスLEDの確認と改造方針
(1)HDDアクセスLEDの確認
今回のPCケースの場合、フロントパネルを取り外すと、電源ボタンやアクセスLEDユニットを簡単に取り外せます。

単に、スイッチとLEDが付いているだけ。”プラパーツ”と呼んだ方が適切ですね😅。


(2)HDDアクセスLED改造方法
スイッチやLEDが取り付けられた”プラパーツ”に穴を開け、追加のLEDを付けるのも手です。

1個のLEDで虹色(7色)を出せるのであれば、カラフルで良いかもという安直な理由です(*8)。
(3)下準備:LEDのリード線確認
見つけたものの、このR/G/B LEDのデータシートが見つかりません。
買ったときの袋に張り付けられていたデータはパーツケースにありました。
- Vfは、1.8-2.4V(R)/2.8-3.6V(B)/2.8-3.6V(G)。
- Ifは、20mA(Max:50mA)。
- 電流制限抵抗値(Ir=20mA、VCC=12V)を計算すると510Ω(R:Vf=1.8V)、460Ω(B、G:Vf=2.8V)。
- Vfの範囲と手持ちの抵抗を勘案し、電流制限抵抗値を470Ωにすると、RGBは何れもIfの範囲内。
VCCコモンだったか、GNDコモンだったか。
どのリード線がGNDなのかもわかりません😅。
仕方ないので、ブレッドボード上で、電流制限抵抗をかまして確認してみます。
飛ばしても、まだ予備があるので、”データシートの整理整頓は大事”という教訓にはなるということで。。。😅
LED内部を観察すると、一番長いリード線がコモンで、カソードで負極(GNDコモン)のような気がする。
とりあえず、一番長いリード線をGNDとあたりを付けて、テスト。
テストの結果、一番長いリード線がGND。2番に長いリード線がR。2番に短いリード線がB。一番長いリード線がGでした。
(4)下準備:ヘッダーコネクター取付け
手元ストックのフラットケーブルを確認したら、ちょうど、RGBが一本飛びに並んでいたので、2本ペアで3本裂いて活用することにしました。
ピンプラグハウジングについては、2.0mmはストックパーツがありましたが、2.54mmのストックは切らしていました(*9)。

今回、PCケースから外したLEDのハウジングと合わせて、RGB3個分のピンハウジングが何とか用意出来ました。
まずは、GNDケーブの準備。各々のGND側をまとめて、熱収縮チューブに通しておきます(*10)。
LED側のGNDは、3本分あり、太くなってしまうので、RGBアノード側と反対側に折ってハンダ付け。

3.LED取付と動作確認
(1)LED取付


(2)動作確認
”青色”に点灯したけど、なんかこちらは暗い。

オンボードのSATAポートに接続したHDDとHBAに接続したHDDに、同時書き込みをしたけど、”緑色”にしか見えません。
”G”と”B”の輝度の違いと、回路からの電流量が違いすぎるみたいです。
発色が均等になる様に電流値を調整する回路を追加するのも手ですが、
そこまですることの程ではないので、
別々にした方が、HDDへのアクセス情報が視覚的にわかりやすいことにやっと気づきました。😑。
結局、アイデア倒れ。といったところです😅。
出典・引用・備考
*1:この投稿の内容は、特定の機種並びに特定の環境での確認結果になります。
同等機種や異なる環境での動作他を保証するものではありませんので、ご留意いただけます様お願いいたします。
*2:根拠のない憶測です。😅
*3:LEDを付けたぐらいで電気的に破損はしないだろうという、
手前勝手な楽観的判断です😅(。
*4:読込だと、キャッシュデータが読みだされて、HDDにアクセスしているとは限らないためです😀。
*5:古いLEDなので、輝度が低く、むき出しでは判別に苦労しましたが。。。😅
*6:LEDの点灯時間が短いので、もしかしたら負論理出力のような気がしましたが、 メインファイルサーバのHDDとしてSCSIを使っていた時代に、SCA80のHDDを使ったとき、HDDのアクセス信号の出力が負論理出力だったので、ロジックICのインバータで正負反転させてサーバーケースのアクセスLEDをドライブしたことがありましたが。。。
負論理であれば、アクセスのない時は点灯し続けるはずですし。。。。
*7:やはり、書き込み時のNFS性能が低い理由は、3GbpsのHDDがzfsのI/O性能のボトルネックになっていそうです。
*8:”G”はM/B上のHDDアクセスLEDヘッダーに、
”B”はRR620上のHDDアクセスLEDヘッダーに、
;”R”はRR620上のエラーLEDヘッダーに、
つなげようかと思います。
*9:鉄道模型関連で2ピンはほとんど使う事が無いもので。。。😅
今度、仕事帰りにでもパーツ屋さんに寄って、買ってこよう😅。
*10:よく、熱収縮チューブに通すのを忘れて、手戻りします😅。
*11:昔から”G”は、明るいですが。。。