思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

モバイルモニターを使い倒す

KVMスイッチ(*1)についているサブコンソール用に”モバイルモニター”を購入しましたが、
コスパが良かったので、サブコンソール専用にしておくのはもったいなく感じました。

そこで、HDMI送受信機を使って、別用途にも活用することにしました。【注*2

1.サブモニター

KVMサブコンソール用に購入したのはこちら。

結構、(個人的には)見やすく、表示される文字のエッジ滲みも少ない感じがしました。

(1)活用法

そこで、これをリビングに置いた”Lake-N100”[*3]でも、利用しようと思います。

”Lake-N100”なMiniPC。
もともとは、リビング・ダイニングの43インチモニターに繋いで使い、
ちょっと確認したり、何かを微修正する分には十分だったのですが。。

  • 43インチモニターでは、画面が大きすぎて、全体像をつかみにくい。
  • (ニュースやBGVをみながら)”ながら族”をするときには、共用だと意外と不便。

という事で、リビング・ダイニングでもサブモニターとして利用することにしました。

かといって、単純にHDMIケーブルで、MiniPCからつなぐのは大変ですし、ケーブルが邪魔になります。

そこで、HDMI送受信機を使うことにしました。

(2)HDMI送受信機の選定

検討した送受信機の最低条件は

  • 逮捕・起訴されたくないので(*4)、”日本技適認証(技適)”を取得していること。
  • 1万円以内で押さえたい(*5)。
  • 低遅延のものを使いたい(*6)。
  • (送受信機にケーブルなどが無くて)邪魔にならないものが良い。

目についたのは、以下の4つ。
他にもあるかもしれないですが。。。。

”クーポン”、”タイムセール”の何れか、もしくは一方を使うと、実売は大体7,000~9,000円ぐらい。

(3)HDMI送受信機の調達

最も安くて(*7)、通信状態も表示されるのが便利かな。と思い、下記を選択しました。

あと、HDMI送信機側にステータスLCDが付いているようなので、状況確認がしやすそうだな。
というのも選定理由です。

2.HDMI送受信機の使い方

(1)送信機の取り付けとPC設定
Tips
  • 下記は、パソコンに”HDMI出力が2つある”場合の手順になります。
  • パソコンに”HDMI出力が1つしかない”場合、HDMIスプリッター(*8等)が必要になります。
  • HDMIスプリッターを使う場合、下記のWindows11の設定は必要になります。
  • HDMIスプリッターを使わない場合HDMIポートの増設(”USB->HDMI”アダプタ等)が必要になります。
  • HDMIポートを増設した場合、下記のWindows11の設定は必要になります。
  1. )HDMI送信機を、PCの空いているHDMIポートに取り付けます。
    • 送信機側のUSB-Cポートに電源を接続しておいた方が安全だと思います。
  2. )今回は、モバイルモニターと43インチモニターの両方に同じ画面を表示させたいので、Windowsのディスプレイ設定を変更します。
ナビゲーション
(Windows11)
歯車アイコン(設定)システムディスプレイ

”マルチディスプレイ”に関する項目を”表示画面を複製する”に変更します。

(2)HDMI受信機の利用法

モバイルモニターのUSB-Cポートに電源をつなげて、ディスプレイを”オン”にします。

HDMI受信機をモニターのHDMI端子に接続します。

HDMI受信機には、バッテリーは内蔵されていないため、USB-Cで受信機に給電してあげなければ、HDMI信号を受信できません。
HDMI受信機にUSB-Cで給電してあげます(*9)。
HDMI受信機に給電すると、パソコンにHDMI送信機をパソコンに接続するように促すアニメーションが表示されます。
すでにパソコンには”HDMI送信機”を接続してあるので、HDMI受信機のボタンを1回押します。
接続が完了すると、複製された画面が、モバイルモニターに表示されます。

3.使用感

  • 遅延は全くなく、レスポンスも良好でした😀。
  • 画面の劣化も感じる事はありませんでした😀。
  • HDMI-miniHDMIの変換アダプターも付いていて、お得感が増しました😅。
  • 10cm程のHDMI延長ケーブルも付いていたので、MiniPCの背面に隠れることなく、HDMI送信機の状態表示LCDを容易に確認できる場所に設置できたのも、助かりました。

小生的には、当たりの買い物でした😄。

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出典・引用・備考

*1:同じKVMの略号でも、Linuxの”Kernel-based Virtual Machine:KVM”と全く異なります。
本投稿での、KVMは”KeyBorad、Video、Mouse”の略語になります。

*2:この投稿の内容は、特定の機種並びに特定の環境での確認結果になります。
同等機種や異なる環境での動作他を保証するものではありませんので、ご留意いただけます様お願いいたします。

*3:

*4:昔は、電波管理局が密かに車で、違法電波を探して巡回している。という話も聞きましたが。。。😅

*5:本当は、5,000円ぐらいを目標としていたのですが、見つからなかったので。。。😅

*6:表示ラグがあると、ストレスがたまりそうです😅。

*7:また、”安物買いの銭失い”になりそうな気配、ぷんぷんですが😅。

*8:

*9:小生は、大容量のモバイルバッテリーを購入したため、第1線を退いたモバイルバッテリーを活用することにしました。