思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

ソーラー式WiFi防犯カメラ:(5)カメラの設置

防犯カメラの仮設・動作確認/WiFi中継機の設置・設定が終わりましたので、
ソーラー式WiFi防犯カメラの本設置作業を行いたいと思います。【注*1

1.下準備

高所というほどの高所作業ではありませんが、(Lアングル固定時の)資材落下の未然防止のために、小道具を作っておきます。

まず、Φ1mm程のステンレス線を、40cm程度、2本切り出しておきます。

片方に5cm程度の輪っかを作り、ステンレス線をねじって留めておきます。

留めたステンレス線の端がむき出しだと、どこかに引っ掛かったりして事故・ケガの元になりますので、圧着端子をかぶせて、保護しておきます。

反対側については、先に圧着端子を通しておき、輪っかを作った後、同じように圧着端子で輪っかの根元部分を保護しておきます。

両端の輪っかにカラビナを付けておきます。(*2
計5個ありますが、残りの1個は、転落防止用の安全帯を掛ける為に準備しました😀。

2.設置前準備

安全のため、作業に使う工具類と資・機材を設置場所近傍の地上に並べて準備し、漏れがないか確認しておきます。

  1. )軍手
    軍手ははめないと、手に思わぬ、けがをしてしまいます😅。
     
  2. )工具/小物用腰袋
    パーツや工具を手に持って梯子を上がると、バランスを崩して、転落事故のリスクが高まるので、ベルト型の工具/小物用腰袋は、使った方(*3)が良い小道具だと思っています😅。
     
  3. )電動ドライバー
    今回使う、取付金具をポールに固定するのはステンレスバンドになります 。
    ステンレスバンドを締めるためにはドライバーで行うことになりますが、バンドがそこそこの長さがあるので、ドライバーで締めるのは結構難儀です(時間がかかります)😅。
    このような時は、電動ドライバーを使うと、安全かつ作業の時短になります😀。
     
  4. )安全帯腰ベルト
    小生的には、地上高2~3mの作業でも、安全帯を装着した方が安心感があります😀。
    脚立に上がり、バランスを崩しかけたことが何度もあるもので。。。。😅(*4
     

3.設置

今回は下記と同等品(*5)の取り付け金具を活用して、商用電源引き込み用ポール(拙宅敷地内)に設置していきます。

(1)1つめの取付金具取り付け

Lアングルを固定する1つ目の取付金具をポールに取り付けます。

脚立に上がる前に、1つ目の取付金具に安全帯腰ベルトのひっかけ先として、カラビナを取り付けておきます。

ポールの適当な位置に一本目のステンレスバンドで、1つ目の取付金具を取りけます。
この時、2本目のステンレスバンドがポールの突起部などと干渉しない様に気を付けます。

工具/小物用腰袋に2本目のステンレスバンドを入れ、脚立に上がります。

安全のため、1つ目の取付金具に掛けてあるカラビナに、安全帯腰ベルトのフックをかけておきます。

2本目のステンレスバンドをしっかりとポールに締め付け、1つ目の取付金具を固定します。
(2)カメラ/ソーラー(PV)パネル取り付け用Lアングルの取り付け

下準備で用意した、落下防止用のステンレス線につけたカラビナを、それぞれLアングルの両端につけておきます。

また、カメラとPVパネルも、固定スタンドから、一旦、外しておきます。

Lアングルを持って脚立に上がります。

まずは、Lアングル落下防止のため、落下防止用ステンレス線の、もう片方のカラビナを1つ目の取付金具に掛けておきます。

Lアングルをボルトとナットで1つ目の取付金具に固定します。

しっかりと固定できたら、落下防止用のステンレス線は外しておきます。

(3)2つめの取付金具と補強ステーの取り付け

地上で補強ステーを2つめの取付金具に仮止めしておきます。
この時、ボルト・ナットは補強ステーが手で動かせる程度まで締め付けておきます。

2つめの取付金具を1つめの取付金具の時と同じ要領で、ポールに取り付けます。
ただし、完全に固定してしまうと補強ステーの取りけが困難になるので、締め付け具合は手で上下動ができる程度までにしておきます。

補強ステーのもう片方をLアングルにボルト・ナットで仮止めします。

補強ステーとLアングルが45°の角度になる様に、2つめの取付金具の上下位置を調整します。

上下位置が決まったら2つめの取付金具の取り付けバンドを締め、しっかりと固定します。

最後に、補助ステーの2か所のボルトナットをしっかりと締めます。

4.カメラ/PVパネルの取り付けと接続確認

(1)カメラ/PVパネルの取り付け

カメラ/PVパネルをLアングルに取り付けてある固定足に取り付けます。

PCパネルからの給電ケーブルは長すぎるので、断線予防の観点から丸めて、取付金具の内側に結束バンドで固定しました。

カメラ/PVパネル共に、Lアングルとの間に、ケーブルに遊びが出るようにしました。

(2)防犯カメラの向き
防犯カメラは、設置目的である、拙宅の敷地死角部分が画角中心に来るように調整しました。
(3)PVパネルの方位と仰角

出来るだけ、ソラーパネルからの電力を得たいのですが、年間で得られる電力量が最大になる方位と仰角の計算式を忘れました😅(*6)。

とりあえず、方位は真南して、仰角は30°ぐらいにしておきました😅。

後日、再確認のうえ、調整したいと思います😅。

(4)接続確認

タブレットから、ソーラー式WiFi防犯カメラに接続します。

WiFi電波強度は60%程度でした。
WiFi中継機を設置*7]する前にタブレットで確認してみた時よりも改善していました😃。

接続と基本的な確認出来ましたので、使い方/設定方法/使用感等は、後日、整理したいと思います😃。

5.参考

(1)軒下に取り付ける場合

軒下に取り付ける場合、今回のカメラの取り付け穴はM4ですので、下記のパーツが役に立ちます。

使い方については、過去投稿、”後方サラウンドスピーカーの吊り下げ(1)”[*8]/”後方サラウンドスピーカーの吊り下げ(2)”[*9]を参考にしていただければ幸いです。

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出典・引用・備考

*1:この投稿の内容は、特定の機種並びに特定の環境での確認結果になります。
同等機種や異なる環境での動作他を保証するものではありませんので、ご留意いただけます様お願いいたします。

*2:キューバダイビングをしていた頃に使っていたカラビナなので、塩で鉄側のさびが付着してるものや、機材遺失防止のリードもあり、バラバラなカラビナの集まりですが😅。

*3:小生的には、日曜大工を時々される方でも、持っていた方が便利だと思いますが。。。。😅

*4:高校生の頃、アマチュア無線を趣味していたので、高所作業(地上高20~60m)をすることが度々あり、安全帯腰ベルトの装着が習慣になっているというのもありますが。。。😅

*5:小生が購入したのは、ステッカー無しのタイプでした😅。
本投稿作成時点では、ステッカー無しは欠品になっているようです😅。

*6:というか、事前に確認しておくのを失念していました😀。

*7:

*8:

*9: