”道床のり面へバラスト貼付けと道床固定タップ切”[*1]を行ってから時間が空いてしまいましたが、線路を道床に張り付けようと思います。
1.給電ケーブル加工
線路を道床に張り付ける前に、給電ケーブルをレールに取り付けようと思います。
ケーブルをそのままレールにハンダ付けすると、プラ製の枕木が変形することが多いので、給電ケーブル用にジョイナーを活用しようと思います。
給電ケーブル用のアダプタとしては、ジョイナーの長さは長いので、半分にカットして利用します。
PECOジョイナーを半分ほどレールに取り付けます。
カットした後、カット面が若干、つぶれた感じになりますが、ラジオペンチなどでレールに押し込んでいけば、つぶれた面が元に戻ります(*3)。
カットしたジョイナーにCat5Eのツイストペアケーブルをハンダ付けします。
2.道床への線路の取り付け
今回は、KATOと篠原のCode100を接続した際[*5]とは、と少し異なる作業方法を試してみました。
まず、道床の穴に通す前に、ツイストペアの撚りをある程度、解いておきます。
解いて無いと、PWMで給電した時により線の部分が抵抗になってしいます(*6)。
給電ケーブルを道床の穴に通します。
続いて、給電ジョイナーを道床の給電ケーブル穴の位置まで押し込みます。
"線路中心位置決め治具"[*7]で枕木に線路の中心位置を釘でマーキングします。
枕木の穴に#20(Φ0.9mm)のピン釘を差し込みます。
枕木にあけた穴の直径ががピン釘の直径よりわずかに小さいため、枕木にピン釘が軽く止まる状況になります。
このため、篠原Code100で試した時[*8]とは異なり、養生テープでの仮止め作業が不要になり、お財布にやさしくなります(*9)。
道床コルク面に木工ボンドを塗り、ヘラで適当に伸ばします。
綺麗に塗れていなくても、後で、バラストを撒く際の木工ボンドで、完全に枕木とコルク面が固着してくれるはずです😅。
木工ボンドが固まるのを待ってから、バラスト敷を行いたいと思います。