思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

【1/80,16.5mm】異なるメーカの線路接続「3」:KATO&PECO C83(5)「給電ケーブル加工と道床への線路取付」

道床のり面へバラスト貼付けと道床固定タップ切”[*1]を行ってから時間が空いてしまいましたが、線路を道床に張り付けようと思います。

1.給電ケーブル加工

線路を道床に張り付ける前に、給電ケーブルをレールに取り付けようと思います。

ケーブルをそのままレールにハンダ付けすると、プラ製の枕木が変形することが多いので、給電ケーブル用にジョイナーを活用しようと思います。

給電ケーブル用のアダプタとしては、ジョイナーの長さは長いので、半分にカットして利用します。

小さなジョイナーを、直接、カットするのは大変なので、レールを治具代りにしてカットしようと思います。
PECOジョイナーを半分ほどレールに取り付けます。
リューターに、軸付きホールスチールカッター(*2)を取り付け、ジョイナーを半分にカットします。

カットした後、カット面が若干、つぶれた感じになりますが、ラジオペンチなどでレールに押し込んでいけば、つぶれた面が元に戻ります(*3)。

カットしたジョイナーにCat5Eのツイストペアケーブルをハンダ付けします。

まずは、作業をしやすい様にレールにジョイナーを取り付けておきます。
ケーブル先端をむき、ジョイナーと直角になる様にケーブルを合わせ、フラックを一滴付けます。
プラ製枕木が溶けてしまわない様に、30Wの電子工作用鏝で速やかにハンダを流して、ケーブルをジョイナーにハンダ付けします(*4

2.道床への線路の取り付け

今回は、KATOと篠原のCode100を接続した際*5]とは、と少し異なる作業方法を試してみました。

まず、道床の穴に通す前に、ツイストペアの撚りをある程度、解いておきます。
解いて無いと、PWMで給電した時により線の部分が抵抗になってしいます(*6)。

給電ケーブルを道床の穴に通します。

続いて、給電ジョイナーを道床の給電ケーブル穴の位置まで押し込みます。

左側のはみ出した枕木をカットし、反対側のレールに取り付けます。

"線路中心位置決め治具"[*7]で枕木に線路の中心位置を釘でマーキングします。

マーキングした位置に、Φ0.8mmの穴を枕木にミニバイスで穴を開けます。

枕木の穴に#20(Φ0.9mm)のピン釘を差し込みます。
枕木にあけた穴の直径ががピン釘の直径よりわずかに小さいため、枕木にピン釘が軽く止まる状況になります。

このため、篠原Code100で試した時*8]とは異なり、養生テープでの仮止め作業が不要になり、お財布にやさしくなります(*9)。

道床に墨だししている道床コルク上の中心線に、ピン釘を金槌で軽く打ち込みます。

道床コルク面に木工ボンドを塗り、ヘラで適当に伸ばします。

綺麗に塗れていなくても、後で、バラストを撒く際の木工ボンドで、完全に枕木とコルク面が固着してくれるはずです😅。

レールの上から線路を押し下げ、道床に張り付けます。

木工ボンドが固まるのを待ってから、バラスト敷を行いたいと思います。

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出典・引用・備考

*1:

*2:百均でも売っています

*3:力技で、強引な対処法ですが。。。。😅

*4:ちょっと加熱時間が長かったので、上側の2本の枕木が少し歪んでしまいました😅。

*5:

*6:レミングの法則ですね😅。
まあ、抵抗と言ってもわずかですが、何らかの給電トラブルの未然防止です😀。

*7:

*8:

*9:これもSDGs????😅