今回は、これまで加工してきたダクト[*1]に吸気ユニット接続部の加工を施していきます。
1.ダクトの整形
墨だし線に沿って、余剰なダクトをカッターで切り落とします。
切り落とした分は、後の工程で使うので捨てずに、取っておきます。
2.吸気ユニット接続パーツの作成
(1)接続パーツの切り出し
ダクトに吸気ユニットを取り付けるための、接続パーツをべニアの端材から切り出します。
1枚は塗装ブース側用ですが、残りの2枚は、吸気ユニット用です。
2枚のうち一枚は、PCケースファンによる吸気ユニット用に使います。
残りの一枚は、PCケースファンによる吸気ユニットでは、吸気量が足りない場合のプランB:”掃除機での吸引アダプタ”の作成に用いる予定です。
(2)接続パーツ補強
ダスト受けを作った際には、ダクトにダスト受け接続パーツにべニア板を張り付けた後、補強材を取り付けました。
接続パーツをダクトに付けた後、補強材を取り付けると、出来ないわけではありませんが、意外と手間がかかっりました。今回はダクトに取り付ける前に、補強材を取り付けようと思います。
まず、ダクトを切り落とした際の余剰分を使って、接続パーツに穴あけ位置と補助材の取り付け位置を墨だしします。
穴あけ位置の各隅の若干内側に、切り抜きくための穴を木工ドリルで開けておきます。
長辺側はミニテーブルソーでカットしました。短辺側は糸鋸でカットしました。
最後に、木工用平やすりで、整えました。
空けた穴にピン釘#20(Φ0.9mm)×16.0mmを押し込みます。
補助材のマーキングした位置に、Φ0.5mmの釘穴を開けます。
表(継承面)側に残ったくぎをガイドに、直線を鉛筆で引いておきます。
補強材側の釘穴に、ピン釘を軽く押し込みます。
Φ0.5mmの釘穴を45°の角度で穴あけします。
この時も、釘の頭は1cm程度残しておきます。
べニア板の化粧面に沿って飛び出ている釘をニッパーで切り落とします。
3.吸気ユニット接続パーツをダクトへの取付け
出来上がった3枚の接続パーツの役割を決めて、間違えない様にマジックで役割を記入しておきます。
後は、木工ボンドが固まるのを待ちます。