思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

【1/80,16.5mm】異なるメーカの線路接続「3」:KATO&PECO C83(4)「道床のり面へバラスト貼付けと道床固定タップ切」

ここから、”KATOユニトラックと篠原Code100の異なるメーカの線路接続”[*1]とは、ちょっと異なる工程と方法で作業を進めてみようと思います。

1.道床のり面へバラスト貼付け

(1)過去投稿の作業で出た課題

KATOユニトラックと篠原Code100の異なるメーカの線路接続”の際に、道床のり面へバラストを貼付ける際には、バラストペーストを自作しました。

ただ、自家製バラストペーストでは、以下の課題に気が付きました。

  • バラストペーストを道床のり面に張り付けるのが少々めんどくさい😅。
  • 意外と、のり面全体に張り付けられない😢。
  • バラストが張り付かなかった部分の、道床のり面が”グレー”と”茶色”のまだらになってしまう🥶。
  • 使わなかった、バラストペーストが無駄になる😢。
(2)準備
まずは、道床裏面に飛び出している、道床固定用ABS丸棒の余計な部分を小型の鋸でカットします。

さらに平やすりで、道床ががたつかない様に、道床裏面とフラットになる様にABS丸棒を削っておきます。

(3)プランB
今回は、バスト貼り付け用素材として、水性アクリル系塗料を試してみる事にしました。
使ったのは、”カンペバピオ製水性塗料ライトグレー”(*2
まずは、のり面に筆で、水性アクリル系塗料を大胆に厚塗りします。
道床上面に付いた塗料はトイレットペーパー(*3)などで拭いておきます。
クッキングシートに載せ、バラストを大胆に、道床に振り掛けます。
振り掛けた後、ある程度、塗料とバラストが密着するように、別のクッキングシートで上から軽く押さえます。
バラストに埋まっている道床を発掘?します。
このまま、塗料が乾燥するまで放置します。

多少、道床のり面にバラストが張り付かなった部分がありますが、少なくとも塗料のおかげで、まだら模様にはならないで済みました。

残ったバラストを回収してみました。
見る限り、バラストへの塗料の付着もなく、そのまま再利用できそうです。

2.道床固定用タップ切り

道床固定位置にΦ1.4の穴を、ミニバイスで穴を開けるます。
開けた穴をM2の中タップでタップ切りします。

篠原Code100の時の投稿で記載を失念していましたが、
KATOユニトラックの裏面にある固定用突起を使うと、M2のビスでユニトラックをきれいにべニアに固定できます。
このため、ビスの共通化のために、M2を選択しています。

この時、力を加えなくてもミニバイスを回すだけで、タップが食い込んでいき、綺麗にタップが切れるます。

3.余談

今回の工程では、「道床固定タップ切」の後、「道床のり面へバラスト貼付け」を行った方が時短になることに、後から気づきました😅。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 16番(HOゲージ)へブログランキング・にほんブログ村へ

出典・引用・備考

*1:

*2:この塗料を選んだのは、単に手元にあった水性アクリル系塗料が、単にこれだった、というだけの理由です😅。

*3:小生は、新聞屋さんが古新聞を回収した際にいただけるトイレットペーパーを、各種作業で多用しています😅。
いただけるペーパー、ちょっと固いですし😅。
工作台の横には、ホームセンターで買ってきたトイレットペーパーホルダーを取り付けて、すぐ使える状態にしています😀。