思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

【減塩/レンチン】かさ増し煮込みハンバーグ

先日、ぼ~~と、テレビを見ていたら、”レンジで時短する煮込みハンバーグ”が紹介されていました。

久しぶりに煮込みハンバーグが食べたくなったので、ググったレシピをアレンジして、”減塩”&”かさ増し”にチャレンジしてみました。

0.参考レシピの塩分量

【レンチン】煮込みハンバーグのレシピは、グルるとかなり多く出てきます。

今回、参考としたのは、サッポロビールさんがネットで公開しているレシピです[*1]。

材料と食塩量・脂質量
(※調味料はメーカーを追記)

材料 (2人分) 分量 脂質 食塩
しめじ 1パック
ホールコーン 大さじ6




合いびき肉(国産豚3:豪州牛7) 200g 65.29g 0.2g
玉ねぎ(みじん切り) 1/2個分
鶏卵(Mサイズ) 1個(65g) 0.63g 0.26g
小さじ1/3
(1.7g)
0.0g 1.7g
黒こしょう 少々


キッコーマン デルモンテ
トマトチャップ
大さじ4
(60ml)
0.0g 1.92g
カゴメ 中濃ソース 大さじ3
(45ml)
0.0g 3.3g
1/2カップ
(100ml)
水溶き
片栗粉
片栗粉 小さじ2
小さじ2
小計 2人前 65.92g 7.38g
合計 1人前 32.96g 3.69g

材料と分量[出典*2]
青数字:一般値[出典*3]

レシピ通りだと、食塩量が減塩食の目標値を超えています(*4)。

ハンバーグのふっくら感を増そうとして、パン粉を混ぜると、さらに、食塩量が増えてしまいます(*5)。

1.材料のアレンジ

食塩の減算で、アレンジしようと思います。
また、随分昔に、元プロレスラーの北斗さんが、テレビで紹介していた、”ハンバーグのかさ増し方法”も使わせていただくことにします。

なお、今回は、参考レシピの”しめじ”(*6)と”ホールコーン”(*7)は、除いて作ることにします。

材料と食塩量・脂質量(少数点第3位切り上げ)
(※分量を変更した/追加した部分は紫字にしてあります)

材料 (2人分) 分量 脂質 食塩




合いびき肉(国産豚3:豪州牛7) 200g 65.29g 0.2g
2摘み
(0.05g)
0.0g 0.05g
黒こしょう 少々
オレガノ 少々
タイム 少々
玉ねぎ(みじん切り) 1/2個分
ニンジン(みじん切り) 1/2本
鶏卵(Mサイズ) 1個(65g) 0.63g 0.26g
みすず こうや豆腐 1個
(20g)
6.1g 0.12g


キッコーマン デルモンテ
トマトチャップ
小さじ2
(10ml)
0.0g 0.32g
カゴメ とんかつソース 小さじ2
(10ml)
0.0g 0.67g
キューピー マヨネーズ 小さじ1
(5ml)
0.73g 0.05g
リケン かつおだし 0.5g 0.11g 0.15g
キッコーマン

デルモンテ
野菜ジュール

3/4カップ
(150ml)
0.0g 0.53g
水溶き
片栗粉
片栗粉 小さじ2
赤ワイン 小さじ2
小計 2人前 72.86g 2.35g
合計 1人前 36.73g 1.18g

青数字:一般値[出典*8]

2.下準備と調理

(1)たねの準備
  1. 材料「①」の合いびき肉をビニール袋に入れる。
  1. ビニール袋に入れたひき肉に、調味料「②~⑤」をいれ、調味料が全体に馴染む様に、袋の上から揉んで混ぜる(*9)。
    この時、粘りが出ないように気を付ける。
  1. 材料「⑥、⑦」のタマネギとニンジンのみじん切りを用意する。
    ニンジンは火が通りにくいので、出来るだけ細かくしておく。
  1. みじん切りにしたタマネギとニンジンを、あらかじめよく混ぜておく。
  1. ひき肉と調味料を混ぜたビニール袋に、
    混ぜたニンジンとタマネギをいれ、均一になる様に、揉みながら混ぜる。
    この時、粘りが出ないように気を付ける。
  1. 材料「⑧」の鶏卵を小さいボウルに割り、卵白を包む皮(内卵殻膜)を切る様にして、全体を混ぜる。
    この時、泡立たないように気を付ける。
  1. 具材と調味料を混ぜたビニール袋に、溶き卵を入れる。
  2. 全体が馴染む様に揉みながら、混ぜる。
    この時、粘りが出ない様に気を付ける。
  1. 材料「⑨」を別のビニール袋に入れる。
  1. 肉叩き(なければ、金づち等でも構わない)で砕く(*10)。
  1. 全体ができるだけ均等な大きさになる様に砕き、一番大きい塊が米粒ぐらいの大きさまで砕く。
  1. 砕いたこうや豆腐を具材にまぜ、均一になる様によく混ぜる。
  2. 全体が混ざったら、粘りが出るまで、揉む。
(2)ソースの準備
  1. 小さ目のボールに、ソースの材料「⑩~⑬」を入れる。
    この段階では「⑭」を入れてはいけない。

Tips
  • 今回の調合では、野菜ジュースの味を残すために、若干、酸味が表に出る配合になっています。
  • 甘めの方がお好みの場合には、ここで、メイプルシロップを小さじ1~2を加えると、上品な甘みが追加されます。
  • 甘さの調整は、お好みかと。。。😅
  1. ソースの調味料をよく混ぜる。
    この段階で、よく混ぜておかないとマヨネーズのだまが残り、ソースの味にむらが生じる。
  1. 良く混ざったら、「⑭野菜ジュール」を入れ、よく混ぜる。
(3)調理
  1. タネが入っているビニール袋の底の1角をハサミで切り、ホップクリームを絞り出す要領で、耐熱ガラスのパットにミニハンバーグを出し、形を整えて並べていく。

    ※今回は、残ったものをフリージングして、弁当用にするために、ミニハンバーグにしています😅。
  1. ソースをかける。
    この時、ハンバーグの上にもソースがかかるようにする。
  1. 耐熱皿の上に、隙間ができない様にしっかりとラップを貼る。
  2. 電子レンジに入れ、500Wで分間、加熱する。
  1. 加熱中に、とろみつけの「⑮⑯」を準備しておく。
  1. 5分間の加熱が終わったら、「⑮⑯」をかけ、丁寧にソースを混ぜる。
    この時、ハンバーグも、形が崩れない様にしながら、ひっくり返しておく。
  1. 今度は、ラップを貼らずに、電子レンジに入れ、500Wで分間、加熱する。
  1. 皿に取り分け、供する。
  1. 残りは、100均で売っている、”大きい氷用製氷皿”に紙カップをはめて、取り分け、粗熱を取ったのち、冷凍庫でフリージングする。

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出典・引用・備考

*1:"レンジで煮込みハンバーグ | レシピ一覧 | サッポロビール"、https://www.sapporobeer.jp/feature/recipe/0000001438/サッポロビール株式会社、最終閲覧日2024年9月22日

*2:"レンジで煮込みハンバーグ | レシピ一覧 | サッポロビール"、https://www.sapporobeer.jp/feature/recipe/0000001438/サッポロビール株式会社、最終閲覧日2024年9月22日

*3:医歯薬出版編、”日本食品成分表2023【八訂】(文部科学省日本食品標準成分表(八訂)準拠”、医歯薬出版株式会社、2023年2月20日

*4:ケチャップと中脳ソースのメーカーを変えれば、減塩できるかもしれませんが、大幅な減塩は期待できなさそうです😑。

*5:パン粉も、もとは”パン”ですから、それなりに食塩量がありますし。。。😅

*6:キノコ類はとろみを弱くする酵素が含まれています。
適度なとろみを出すための、水溶き片栗粉の基準量を把握するために、今回は、あえて、抜いています😅。

*7:彩を添えるには入れた方が良いのですが、ベースの味を確認する目的で、あえて抜いています😅。

*8:医歯薬出版編、”日本食品成分表2023【八訂】(文部科学省日本食品標準成分表(八訂)準拠”、医歯薬出版株式会社、2023年2月20日

*9:試作段階で、塩抜きでやってみましたが、味に締まりがなく、香辛料の香りの方が目立っていました😅。
塩を振摘み入れたら、味が締まりました😃。

*10:元プロレスラーの北斗さんは、おろし金で擦り入れる方法を紹介しておいででした😃。
小生は、ちょっとアレンジして、砕く方法にしてみました😃。
粒にしてあげると、こうや豆腐が肉汁を吸って、若干、ふわっとした食感になる気がしています😅。
気のせいかもしれませんが😅。