久しぶりの”復活つばめ制作「4&5」:スロ34/オロ40の制作”関連の投稿です。
削りすぎた屋根材のリカバリーに思いのほか手間取っていました(*1)。
1.屋根材のリカバリー
前投稿で、盛りつけた木工パテを#60ぐらいのサンドペーパーで丁寧に磨き上げます。
サンドペーパーだけでは、凹み部分を完全に補修できないので、適宜、爪楊枝で木工パテを取り、凹み部分に塗り、乾燥させては、また削るの繰り返しです。
2.屋根材の最終加工
(1)採寸
屋根材を車体に載せます。
屋根材の中心線と、車体の中心線を合わせ、マスキングテープで仮止めします。
屋根材の中心線と、車体の中心線を合わせ、マスキングテープで仮止めします。
屋根材の車体からはみ出してる部分にマジックで墨だしします。
(2)屋根材を車体幅に合わせる
屋根材を、バイスに固定して、鉋で屋根材を削っていきます。
この時、墨だした線の外側まで、まず、削ります。
今回は、屋根材に厚紙を貼っているので、屋根材の裏側(厚紙側)から削る様にします(*4)。
墨だし線まで削ったら、最後は、一削りごとに、車体にはめ、車体幅にほぼ一致するように、微調整していきます(*5)。
(3)乗降デッキ部分を削る
再び、屋根材を車体にのせ、屋根材の中心線と、車体の中心線を合わせ、マスキングテープで仮止めします。
乗降デッキ部分の絞り部分にマーキングをします。
マーキングした、車体側と妻面側を直線で墨だしします。
バイスに屋根材を固定して、絞り部分を鉋で削ります。この時も、一削りごとに車体に合わせて、削り具合を確認しながら削ります。
仕上げに、木工平やすりを1~2回引くように削り、絞り部分の直線を出します。
スロ34については、屋根上面、貫通幌側に向かって、丸く傾斜するように、鉋で、荒削りします。
この後は、屋根上面から車体側面側へのR表現と、スロ34の貫通幌側に向かってのR表現を整えたのち、上仕上げを行い、表面処理を行います。