思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

【1/80,16.5mm】復活つばめ制作「4&5」:スロ34/オロ40の制作(12)「屋根の幅調整」

久しぶりの”復活つばめ制作「4&5」:スロ34/オロ40の制作”関連の投稿です。

削りすぎた屋根材のリカバリーに思いのほか手間取っていました(*1)。

1.屋根材のリカバリ

前投稿で、盛りつけた木工パテを#60ぐらいのサンドペーパーで丁寧に磨き上げます。

サンドペーパーだけでは、凹み部分を完全に補修できないので、適宜、爪楊枝で木工パテを取り、凹み部分に塗り、乾燥させては、また削るの繰り返しです。

指先で触って木と、木工パテの境目が判らなくなるぐらいまで、表面を平滑化します(*2,*3)。

2.屋根材の最終加工

(1)採寸
屋根材を車体に載せます。
屋根材の中心線と、車体の中心線を合わせ、マスキングテープで仮止めします。
屋根材の車体からはみ出してる部分にマジックで墨だしします。
(2)屋根材を車体幅に合わせる
屋根材を、バイスに固定して、鉋で屋根材を削っていきます。

この時、墨だした線の外側まで、まず、削ります。

今回は、屋根材に厚紙を貼っているので、屋根材の裏側(厚紙側)から削る様にします(*4)。

墨だし線まで削ったら、最後は、一削りごとに、車体にはめ、車体幅にほぼ一致するように、微調整していきます(*5)。
(3)乗降デッキ部分を削る

再び、屋根材を車体にのせ、屋根材の中心線と、車体の中心線を合わせ、マスキングテープで仮止めします。

乗降デッキ部分の絞り部分にマーキングをします。
マーキングした、車体側と妻面側を直線で墨だしします。
バイスに屋根材を固定して、絞り部分を鉋で削ります。この時も、一削りごとに車体に合わせて、削り具合を確認しながら削ります。
仕上げに、木工平やすりを1~2回引くように削り、絞り部分の直線を出します。

スロ34については、屋根上面、貫通幌側に向かって、丸く傾斜するように、鉋で、荒削りします。

この後は、屋根上面から車体側面側へのR表現と、スロ34の貫通幌側に向かってのR表現を整えたのち、上仕上げを行い、表面処理を行います。

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出典・引用・備考

*1:木工パテを塗っては、乾燥・削り、を繰り返していたもので。。。😅
最後の一削りは丁寧にしないと、後のリカバリーが大変です😅。
トホホ。

*2:この段階の写真を取り忘れていたので😅、
車体幅に合わせた後に表面を撮影しました🙇️。

*3:乗降デッキ側に、多少へこみがありますが、貫通路側に向かって傾斜する部分になります😀。、
後で、削る部分なので、気にしません😅。

*4:屋根表面側から削ると、厚紙がかなりささくれ立ちますので。
小生は、厚紙を貼っていなければ、通常、屋根表面側側から削る様にしています。

*5:僅かな差(0.1mm程度)であれば、雨樋パーツで差が目立たなくなります。