先日、鉋を使っての粗削りの終わった屋根の中仕上げを行います。
この工程、ペーパーの窓抜きと同程度、暇を見つけての、コツコツと、じみ~~な作業が続きました😅。
1.屋根曲線テンプレート
まずは、屋根曲線確認用の厚紙製テンプレートが随分と下手って来たので、t1.5mmのプラバンで補強しました。
マロテ49ペーパーキットに同梱されていた屋根材に合わせて、精度を確認します。
まずまずの精度になったようです。
2.荒仕上と中仕上げ
(1)荒仕上
まずは、荒仕上です。
ディスクサンダーアタッチメントにディスクペーパー60番を取り付け、電動ドライバーを使って荒仕上をします。
屋根曲線確認用テンプレートを使って適宜、屋根の曲線を確認します。
模型製作でディスクサンダーを使う際、ACコード式の電動ドリルを使うとトルクがありすぎて、削り過ぎてしまいます。
バッテリー式の電動ドライバーぐらいのトルクががちょうとよいと思います。
(2)中仕上げ
ある程度、テンプレートの近くまで削れたら、表面が荒れていたり、端材組み合わせ時の隙間を木工パテで整形します。
こちらは鉋をかけた際、表面がかなり荒れてしまっています。
この時、屋根曲線確認用テンプレートを使って、適宜、屋根の曲線を確認します。
屋根曲線確認用テンプレートに、大体、合うまで、80番ぐらいのサンドペーパーで中仕上げをします。
スロ34/オロ40/マイテ49は、それぞれ屋根形状*1が異なるので、最終的な”中仕上げ”と”上仕上げ”は、車体への取り付け直前に行います。
3.切り出し
今回は3両分の屋根材を一度に作業しましたので、3等分に切断します。
3本の内、2本はスロ34/オロ40用ですが、残りの1本はマイテ49に用います。
出典・引用・備考
*1:スロ32は妻側に向かって丸屋根が傾斜していますが、スロ40は妻面高さと屋根高さが同じです。
マイテ49は、乗降デッキ側はスロ32と同じく折妻形状ですが、展望デッキ側は滑らかな曲線を描いています。