前に投稿した自家製減塩”すし酢”を使って、昆布〆鯖の押し寿司を作りたいと思います。
1.準備
押し寿司用の型をあらかじめ、タッパなどに酢を溶かした水と型枠をいれ、型枠に水分をしみこませます*1。
小生は、切り分け用に包丁を入れる部分にすじが入っている、これを愛用しています*2。
2.自家製減塩寿司酢の調合と材料
前に投稿した、「自家製減塩”すし酢”へのチャレンジ(2)」の調合表ですが、再掲します。
表1 自家製減塩”すし酢”の調合表
分量 | 脂質 | 食塩 | ||
米 | 600g | 0.0g | 0.0g | |
ミツカン | ”すし酢” | 10g(ml) | 0.0g | 0.6667g |
ミツカン | ”米酢” | 30g(ml) | 0.0g | 0.004g |
ミツカン | ”ほんてり” | 15g(ml) | 0.0g | 0.009g |
清酒 | ”鬼ごろし” | 10g(ml) | 0.0g | 0.0g |
味の素 | ”うま味調味料” | 1g | 0.0g | 0.3g |
リケン | ”素材力だし(いりこだし)” | 0.5g | 0.0g | 0.0175g |
リケン | ”素材力だし(こぶだし)” | 0.75g | 0.0025g | 0.03g |
小計 | 18貫 | 0.295g | 1.0272g | |
合計 | 1貫 | 0.00164g | 0.05707g |
出典[*3]
だいぶ前に、さらに減塩しようと思い、自家製”昆布〆鯖”に手を出そうとしたのですが、
掛かりつけのクリニックの管理栄養士の方から、”アニサキス"食中毒のリスクが高いとのアドバイスをいただいたので、
自家製”昆布〆鯖”は断念し、市販の昆布〆鯖*4を使っています。
表2 【減塩】昆布〆鯖の押し寿司材料表
材料 | 分量 | 脂質 | 食塩 | |
弐輪水産 | 〆鯖、昆布〆 | 100g | 27.7g | 2.7g |
自家製 | 【減塩】寿司酢シャリ | 7貫 | 0g | 1.3333g |
小計 | 7貫 | 27.7g | 4.0333g | |
合計 | 1貫 | 3.9571g | 0.5762g |
これを作り始める前に買った総菜の"〆鯖押し寿司"は1貫当たり、3.04gでしたので、食塩量は6分の1ぐらいにはなっていると思います。
3.調理
- 寿司シャリ用型枠*5を使って7貫分のシャリを、押し寿司の型に入れる。
- 入れたシャリを米粒を崩さず、米と米の間に空気が入るよう、切る様にしながら、押し寿司の型枠の中で均等になる様に広げる。
- 押し寿司の押し板で、軽く押さえて表を平らにしておく。
- 〆鯖と昆布から、ペーパータオル*6またはキッチンペーパーで、しっかりと酢をふき取る。
- 〆鯖を2枚に切り分ける*7。
- 押し寿司型枠に、切り分けた2枚の〆鯖を均等になる様に並べる。
- 〆鯖に付いてきた昆布を、適当な幅の短冊切りにして、鯖の上に並べる。
- 昆布の上から、クッキングシート*8を敷き、押し板で、押す。
- (今回利用した型枠の場合)、押し板を外し、型枠の筋に沿って、刺身包丁を引くようにして切り込みを入れる。
決して、押し切りしてはいけない。また、一貫毎に刺身包丁は、濡らしてよく絞ったペーパータオル等で、拭く。
- 型枠を外して、供する。
出典・引用・備考
*1:これをしておかないと、押し寿司を型枠から抜くときに苦労します😅。
*2:何しろ、プロの料理人ではないので、均等に綺麗に、切り分けることができるほど、腕があるわけではないので。。。😅
*3:
*4:小生の場合は、行きつけのスーパーで、最も食塩量の少ないものを選択しています😅。
*5:他界した母から受つだいもの(昭和制)を使っていますので、今の型枠より、1貫当たりシャリの量が多いです。
*6:概算ですが、前に、ペーパータオルの値段をキッチンペーパーの値段と比較したところ、ペーパータオルの方が格段に安く済むことに気付いてからは、小生は、このような作業にはペーパータオルを愛用しています。
*7:〆鯖を2枚使った方が、美味しいのは判っていますが、2枚使うと食塩量が。。。😅
*8:押し板に、昆布が張り付くのをある程度、避けることができます。