思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

【1/80,16.5mm】復活つばめ制作「5」:オロ40の制作(2)「自家製ペーパーキット」

1.型紙の修正

スロ34の窓枠を切り抜いている時に気が付いたのですが、窓枠パーツに線が入っていると、位置をしっかり合わせて、車体側面に張り付けるのは、結構、大変です😑。

よく考えたら、車体側面と窓枠パーツを接合後に、窓枠線を墨だしして、切り抜いた方が手順的に簡易化できます。
また、車体補強材を取り付ける際に、屋根側からの位置に気を使った方が、後工程での屋根材取り付け時の加工手順が減らせます*1

そこで、今回は、窓枠パーツに窓枠の切り抜き線が入っていない型紙図面を改めて、準備しました。ノーカットラベル用紙に印刷した新しい型紙図面を、古いバージョンの型紙の上に張り付けました*2

2.パーツの切り出しと自家製ペーパーキット

スロ34に比べて、広窓のおかげか切り抜きが少ないので、以外と早く切り抜くことができました。
指先の感覚も戻ってきたみたいで、スロ34の時に比べて、綺麗に切抜くことができました😅。

自家製ペーパーキット作成(切り抜き)のTipsにご興味のある方は、【1/80,16.5mm】復活つばめ制作「4」:スロ34の制作(2) をご参照ください。

3.基本パーツの組み立て

(1)車体側面への窓枠の取り付け

今回、【1/80,16.5mm】復活つばめ制作「4」:スロ34の制作(3)と製作工程を一部変更しています。

まずは、車体側面パーツに、屋根側から3mmに墨だし線を引きます*3。次いで、裾側から3mmと6mm*4に墨だし線を引きます*5

車体側面パーツの裏側に木工ボンドを大雑把に塗布した後、爪楊枝を使って、窓枠パーツを接合する範囲に、薄く伸ばします。

屋根側と進側の墨だしした、線に掛からない様に窓枠パーツを取り付けます。取り付ける際、横側両端は、糊代から少なくとも2mm程度は開ける*6様、気を付けます。

(2)デッキ扉の立体表現と妻面パーツの組み立て

デック扉の立体表現パーツと妻面パーツを作成します。

組み立て方にご興味のある方は、詳細を【1/80,16.5mm】復活つばめ制作「4」:スロ34の制作(3)に記載していますので、参照いただければ幸いです。

4.しばし放置

5つのパーツを組んだので、木工ボンドが完全に乾き、パーツ同士がしっかりと固着するまで、しばし放置します😅。

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出典・引用・備考

 

*1:今まで、昔ながらの市販ペーパーキットの作法に囚われて、思考実験が足りなかった気がします😅。

*2:おまけの厚紙なので、新しい厚紙に貼付してもよいのですが、少々、貧乏性なところもありまして😅

*3:屋根補強材を取り付ける際、車体側面から補強材がはみ出さない様にするためです。
⇒後で屋根を接合する際に、余分な補強材の鉋削り工程を省けます。

*4:3mmは床板の厚みです。6mmは裾補強材の厚さです。

*5:こちらは、車体裾部の補強材張り付け位置を、あらかじめ墨だししておきます。
⇒併せて、この後の窓枠パーツを接合する際に、裾部補強材と干渉称させないための目汁にします。

*6:ここで、2mm程度の遊びがないと、車体側面とデッキ部を組み立てる際、車室・デッキ部間のパーツが干渉して、組立が困難になります😅。