思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

【1/80,16.5mm】復活つばめ制作「5」:オロ40の制作(1)「型紙制作」

スロ34のパーツの部分組立を行ったので、これらのパーツの木工ボンドが乾き、パーツが固着するまで、時間がかかります*1

その間に、オロ40の型紙図面の制作、型紙の制作、自家製ペーパーキットの制作を進めたいと思います。

1.型紙図面の制作

まずは、ペーパースクラッチの型紙を作ります。

今回のオロ4038~82*2は、スハニ32、スロ34*3と妻面構造が違うので、新たに作る必要のあるレイヤーが増えます。

(1)妻面幅の確認

まずは、妻面幅を確認します。
オロ40も、スハニ32・スロ34と同じく実車の妻面幅は2,640mmですので、スハニ32、スロ34の型紙図面作成時に使ったレイヤーと、幅は同じになります。

出典:デッキ部を[*4]、[*5]から部分引用

(2)妻面高と屋根面形状の確認

スロ32は妻側に向かって丸屋根が傾斜しています。また、屋根高さよりも妻面高さが低くなっています。

一方、スロ40は妻面高さと屋根高さと同じです。

雨樋部よりも上を、形式図から1/80に縮尺調整したパーツを準備して、対応することで面倒な計算も省略できそうです。

具体的には、妻面幅はオロ40とスロ34は同じなので、縮尺調整したオロ40の屋根側妻面パーツを幅をスロ34の妻面パーツと同じようになる様に調整します。
次いで、幅調整をしたオロ40の屋根側妻面パーツを、スロ34の妻面パーツと合成すれば、オロ40用の折妻パーツ作成が大幅に簡素化できそうです*6

典:デッキ部を[*7]、[*8]から部分引用

(3)型紙制作

車体側面パーツと窓枠パーツを車両形式図よりコピー・縮尺調整後、作った妻面パーツのレイヤと共に、Adobe Photoshop上で、A4用紙1枚に収まるように各レイヤーに配置します*9

2.型紙の制作

出来上がった、型紙図面をノーカットのラベル用紙に印刷し、A4の厚紙*10に、印刷したラベルを貼付します。

この厚紙から細工カッターでパーツを切り出して、自家製ペーパーキットを準備します。

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出典・引用・備考

*1:この投稿を作っているうちに、スロ34の部分パーツは作成から1週間近くたち、部分パーツたちは固まったみたいですが。。。😅
オロ40の自家製ペーパーキット作成(窓抜き等)と、スロ34の窓抜き+車体組み立ては並行して作業できそうですので、オロ40の型紙制作を先に行ってしまいます。

*2:切妻・折妻

*3:丸屋根・折妻

*4:"形式図/オロ40 38~102"、"ぜかまし文庫"、http://180.19.217.43/tecs/zumen/pc/pc51/pc511006.pdf、最終閲覧日2024/08/07

*5:"形式図/スロ34 11~21"、"ぜかまし文庫"、http://180.19.217.43/tecs/zumen/pc/pc51/pc511011.pdf、最終閲覧日2024/08/07

*6:最初は、形式図から屋根側曲線を書き出さなきゃいけないかな。
と思い、久しぶりにjw_cadを使ったのですが、使い方、完全に忘れていました😅。

*7:"形式図/オロ40 38~102"、"ぜかまし文庫"、http://180.19.217.43/tecs/zumen/pc/pc51/pc511006.pdf、最終閲覧日2024/08/07

*8:"形式図/スロ34 11~21"、"ぜかまし文庫"、http://180.19.217.43/tecs/zumen/pc/pc51/pc511011.pdf、最終閲覧日2024/08/07

*9:今回は、忘れずに雨樋・シル・ヘッダーもレイヤーを追加しました😅。

*10:インクジェットプリンタ用紙に入っている厚紙