夏になると、なぜか焼きそばが食べたくなるります*1。
昔は気にせず食べていましたが、市販品の焼きそばの食塩は、レトルトで6g/食ぐらい、半生タイプで3.5g/食ぐらいあります*2、*3。レトルト焼きそばを食べたら、厚労省が推奨する1日の食塩摂取量(6g/日)を1食で超えてしまいます🤦♂️。
元々、半生タイプの焼きそばを作ることが多かったのですが、その際も、付属のソースを半分だけ使って*4、ウースターソース等を活用して、味調整をして調理していました。
今日は昼飯に、やきそばを作ったので、昔の調合を見直してて、焼きそばの減塩にチャレンジしました。
1.材料表/調合表
材料 | 分量 | 脂質 | 食塩 | ||
(1) | 国産豚 | バラ肉、脂身付、生*5 | 50g | 17.7g | 0.05g |
胡椒*6 | 3~5挽 | - | - | ||
(2) | 清酒 | 鬼殺し | 20ml(g) | - | - |
カゴメ | とんかつソース*7 | 5g | 0g | 0.3333g | |
S&B食品 | 李錦記オイスターソース | 1g | 0g | 0.112g | |
リケン | いりこだし | 0.5g | 0.05g | 0.035g | |
(3) | タマネギ | 1/4個 | - | - | |
キャベツ | 2枚 | - | - | ||
ニンジン | 1/2本 | ー | ー | ||
長ネギ | 1/3本 | - | - | ||
もやし*8 | 適量 | - | - | ||
(4) | マルちゃん | 焼きそばの麺 | 1食分 | 2.8235g*9 | 0.5g*10 |
(5) | マルちゃん | 焼きそば付属のソース |
1/2包*11 |
0.1824g | 1.5g |
合計 | 1食 (1人前) |
20.7559g | 2.5303g*12 |
青数字:一般値[出典*13]
2.準備と調理
準備
- (1)の豚肉を適当な大きさに切る。
胡椒をまぶして、下ごしらえをしておく。
- (2)の1次調味料を調合する。
- (3)を準備する。
キャベツはぶつ切りにする。
ニンジンは細めの短冊切りにする。
タマネギは食感が楽しめる大きさに切る。
調理
- フライパンに油をひかず、弱火にかける。
- フライパンが多少、温まったら、(1)を入れ、
豚肉の油を染み出させて、出た油で豚肉自身を焼くようにする
- 豚肉の表面に軽く焼き色が付いたら、豚肉を取り出す。
この時、豚肉から出た油を取り出さない様に注意する。
- 豚の油が残ったフライパンを強火で熱する。
豚の油が熱くなったころ合いで、(3)を入れ、具材全体に油が絡むように炒める。
- 中火に落し、取り出していた豚肉を野菜炒めの上に載せる。
- 1次調味料の(2)を全体に均等になる様にかける。
- (4)の麺をほぐして、上に載せる。
- 蓋をして、2分ほど蒸し焼きにする。
x
- 蓋を取り、具材全体を均等になる様に混ぜる。
- 全体(5)を均等に振り掛け、手早く、ソースがいきわたる様に混ぜる。
- 最後に強火にして、かき混ぜながら、余分な水分を飛ばす。
- 皿に取り分け、供する。お好みで、紅しょうがをのせる。
3.アレンジ
(1)麺の種類を変更
今回は、マルちゃんの麺を使いましたが、業務用の1kgサイズの麺ですと、食塩量を0.1g/食ほど下げることができます。
(2)焼うどん
テーブルマークの冷凍讃岐うどん*14を使って、今回の調味料で、ほぼ同じ調理法で作ると、一気に0.8g/食の減塩になるはずです。
冷凍うどんを使いますので、うどんをフライパンに投入する前に、1手間、準備が必要になりますが。
今度*15、作ってみたら紹介させていただこうかと思います。
(3)調合の見直し
今回は、多少甘みが前面に出すぎた感じがしましたので、次回(【減塩】やきそば(2)?)は、調合表を少し見直して見ようと思います。
出典・引用・備考
*1:昔は、夏になると、知人・友人らとよくバーベキューをしましたが、”〆🙅♂️”と言えば、焼きそば。
みたいな感じだったせいかもしれません😀。
*2:これまで、試した焼きそばの脂質と塩分。
注)小生が、購入時に記録したパッケージに記載の数値です。現状、各社がHPで公表している数値と異なる場合があります。
メーカー | 品名 | 分量 | 脂質 | 食塩 |
日清 | Wマヨネーズ焼そば大盛 | 1食 | 28.0g | 6.5g |
ペヤング | 超大盛やきそば | 1食 | 54.3g | 6.6g |
マルちゃん | 焼きそば | 1食 | 3.2g | 3.5g |
ホタテバター醤油焼そば | 1食 | 4.6g | 3.2g |
*3:もっと、食塩量の少ないものもあるかもしれませんが、今までに、見つけたことがありません。
*4:おいしいのですが、なんとなく、一味少ない気がしていたので。
*5:小生は、調理の関係から、赤身:脂身の比率が、1:1もしくは3:2ぐらいのものを選択しています。
*6:追加ソースに甘みのあるとんかつソースをつかっているので、気持ち多めに胡椒を挽きます。
*7:昔は、ウースターソースを使っていました。
今回の調理の前に、食塩量を試算したところ、ウースターソースだと、1食当たりの食塩量が約0.3g程多くなることが分かったので、とんかつソースを使うことにしました。
*8:もやしの独特の香りがお嫌いな方は、軽く下茹でしておいた方が良いかもしれません。
一方、シャキシャキ感が残っていた方が好みの方は生のまま調理した方が良いかもしれません。
ここはお好みかと。😀
*9:脂質量は、パッケージ記載の全体の脂質量を、麺とソースの重量比で按分。
*10:食塩量は、パッケージ記載のソースの食塩量と全体の食塩量の差分。
*11:残りはしっかり開け口を閉じ冷蔵庫で保管します。あまりの長期間の保存はお勧めいたしません。
後で、麺だけ買ってきて、残りを使えます。
また、2人前を調理するのであれば、全材料の2倍になるので、1包使います。
*12:市販品をそのまま使うよりは0.7g程、少ないので良いかな。
と思っています😅。
*13:医歯薬出版編、”日本食品成分表2023【八訂】(文部科学省日本食品標準成分表(八訂)準拠”、医歯薬出版株式会社、2023年2月20日
*14:基本的にうどん自体も結構、食塩量が高めです。
このため、””他のうどん””を使った場合、概算上、食塩量が増えます。
*15:っていつ。->自分😅