思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

【おもひみて】就寝と起床と腹時計

おもひみて

齢(よわい)のせいか、朝は4時から4時半ごろには、目が覚める。

21時過ぎには眠くなり、気に入ったアニメも話の途中で観るのをやめてしまう。

けむりをくゆらせる中、たまたま目にした記事。

ホール(Jeffrey C. Hall)博士とロスバシュ(Michael Rosbash)博士,ロックフェラー大学のヤング(Michael W. Young)博士の3氏の2017年ノーベル生理学・医学賞受賞に関する記事[*1]。

調べてみると、こういうことらしい[*2]。

生きとし生けるものは、光によって、相対的な一日の時間が決まる。

人間は、光が目に入ると、主時計である中枢時計がリセットされる。

五臓六腑?の末梢時計は、刺激がないと、ばらばらの時を刻んでしまう。

中枢時計がリセットされると、中枢時計から末梢時計にリセット信号が出て、主時計に同期するらしい。

実際には特定の化学物質が、中枢神経から分泌されるらしいが。

そして、末梢時計は、再び、相対的に正しそうな時を刻み始める。しばらくは。

だから、生活習慣は大事ということらしい。

思いかえせば、昨冬の入りの頃、日の出が遅くなり、朝がつらくなりつつあった。

たまたま目にした、光目覚ましなる物を、ものは試しと、昨冬の入りの頃、使い始めた。

昨冬は、窓から日の光が差し込んでいなくても、朝起きるのが、苦ではなかった気がする。

気が付けば、日の出前でも、4時台に目が覚めるようになっていた。

7時過ぎに腹が減る。

昼前には腹が減る。

18時過ぎにも腹が減る。

21時には眠くなり、22時まで起きていると、ソファーで寝落ちしそうになる。

朝早く、目が覚めるのは、

期せずして、生活習慣が整った。

という事にしておこう。

歳(よわい)のせいではなく。

*1:”2017年ノーベル生理学・医学賞:体内時計を生み出す遺伝子機構の発見で米の3氏に - 日経サイエンス"、2017年10月3日、日経サイエンス社、https://www.nikkei-science.com/?p=54610、最終閲覧日2024年7月29日

*2:”時計遺伝子による体内時計の制御について”、JFRL ニュース Vol.6 No.25 Dec. 2019、2019/12/25、一般財団法人日本食品分析センター、https://www.jfrl.or.jp/storage/file/news_vol6_no25.pdf、最終閲覧日2024年7月29日