1.物理マシンを分解して衝撃。。
複製用に使おうと思っていたHDDが昇天寸前であることが明らかになってから、時間がたってしまいましたが、作業に戻りたいと思います。
まずは、HDDの取り出そうとして、Windows2000(Win2k)なパソコンを分解したら、HDDがPATAでした。。。。。。😵*1
さてどうするかと、思案したところ、「SATA&IDE⇒USB2.0のアダプタ」と共に、「PATA⇒SATA変換アダプタ」を保管していたのを思いだしました。
これを使って、テスト用マシンにSATA接続させて、対処したいと思います。
2.手順の見直し
HDDがPATAだったおかげで*2、最初に考えたVHD化以外の方法を思いつきました*3。
手順的には、
- FreeBSD*4なテストマシンに、PATA/HDDを変換アダプタを介して接続。
- ddコマンドでイメージファイルに変換。
- VirtualBoxの入っているUbuntuにコピー。
- Ubuntu上のVBoxManageを使って、VHD化。
- 作成したVHDを使って、VMを作成。
3.FreeBSDでディスクイメージに変換*5
(1)デバイスの確認
# dmesg | less | : | VHD化したいHDDのデバイス名を確認する |
(2)ディスクイメージの作成。
バックアップ用フォルダに移動後、上記で確認したデバイス”ac10”*6からHDDイメージを作成する。
# cd [バックアップ用のフォルダ名] | : |
バックアップ用 フォルダに移動 |
# dd if=/dev/ad10 of=./Win2k.img bs=32M | : | HDDイメージ作成 |
※小生の環境では、250GbyteのHDDをディスクイメージにするのに1日半かかりました😵*7。
4.VBoxManageでVHDを作成[*8][*9]
VBoxManageコマンドで、イメージファイルをVHDに変換します。
マシンのスペックにより変換にかかる時間は異なります。
小生の場合、昼に上記ジョブを投入し、夕方に出来上がっていたので、どれぐらいかかったか正確には解らないのですが。。。。
Tips |
。
*1:PATAはすべて処分したと思い込んでおりましたが、このマシンは長いこと分解していなかったもので、すっかり失念しておりました。😅
*2:”災い転じて福となす”と前向きに考えて😅
*3:煮詰まっている時は、以外と良策が浮かばないものかなと思いました。
*4:直接、Ubuntu24.04なマシンに接続すればよいのですが、単にUbuntu24.04なマシンを分解するのが面倒だったので。。。
*5:コマンドは若干異なりますが、Linuxでも基本的な手順は同じです。
*6:今回の場合、ad10が割り当てられていました。
*7:ddコマンド実行したマシンはかなり古いうえに、ディスク容量も少ないので、HDDイメージの作成先を、1GBeで接続したメインファイルサーバーにしたのも原因だと思いますが。。。。
*8:”コマンドラインからのVirtualBox制御”、https://www.oracle.com/jp/technical-resources/articles/it-infrastructure/admin-manage-vbox-cli.html、最終閲覧日2024/7/21
*9:”Oracle® VM VirtualBox® User Manual”、"Chapter 8. VBoxManage"、https://www.virtualbox.org/manual/ch08.html#vboxmanage-convertfromraw、最終閲覧日2024/7/21