思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

お家でActiveDirectory[AD]ドメイン(6):Windows10ProへのAD管理ツール(RSAT)のインストール

【全面改訂*1

QNAPのActiveDirectory(AD)ドメイン管理をWindows10から行うために、Windows10Pro*2*3パソコンのリモート サーバー管理ツール*4を有効化します。【全面改訂:2024/05*5

Tips
  • Microsoftのダウンロードページから更新プログラムをダウンロードしてインストールする方法は、バージョン1607以前のみで行えます。
  • Windows10の「設定>アプリ>アプリと機能>..>..」から、RSATをインストールする方法は、バージョン22H2では以前と異なるUIになっています。

 

1.AD管理ツール(RSAT)のインストール(*6*7*8

ナビゲーション

スタート設定アプリシステムコンポーネント

オプション機能機能の追加

 

以下の4つのツールに☑を入れて選択する。

 

最下部にある「追加」をクリック。

インストールが始まると、順次、ツールがインストールされる。

 

インストールが完了すると、すべてが「追加済み」に変わる。

2.インストール結果の確認

インストールが完了していれば、スタートメニューの「Windows管理ツール」に上記で選択した4つのツールが追加されているはずです。

また、コントールパネルの「管理ツール」にも同じくADツールが追加されます。*9

3.ADコントローラ(DC:QNAP)への接続確認

(1)RSATをインストールしたパソコンが、ADドメイン参加している場合

「ActiveDirectory ユーザーとコンピューター」をダブルクリックします。

以下のように、ユーザーとやンピュータが表示されれば正常に接続できています。

(2)RSATをインストールしたパソコンが、ADドメイン参加していない場合

「ActiveDirectory 管理センター」、「ActiveDirectory 度面と信頼関係」、「ActiveDirectory サイトとサービス」の3つのツールは以下のようなメッセージ表示されて、DCに接続できません。

 

*1:2024/05

*2:Homeエディションでは、ADに参加できません。

*3:また、Windows 1 0Homeへの管理ツールインストールを試したこともありませんので、インストールできるのかもわかりません。

*4:バージョン1607で使えた”Windows 10 用のリモート サーバー管理ツール”では、現在、ツールをインストールすることはできません。

*5:諸般の事情でWindows10パソコンをクリーンインストールしたところ、バージョン22H2では手順[GUI]が大幅に変わっていたので、全面改訂しました。

*6:PowerShellを用いたインストール方法もあります。

*7:GUIで行うか、PowerShellで行うかは、好み(面倒と感じるか)によると思います。

*8:多数のパソコンにインストールするのであれば、PowerShellでの一連の流れをバッチに書いて処理する方が効率的かもしれません。

*9:というか、システム上は同じ場所を指しているので、どちらかにしか出ないということはないはずですが。